請願第47号 「さいたま市水位情報システム」の改善を求めます

46号に続き、河野氏はもう1件請願を出されています。

請願内容

市が運用している「さいたま市水位情報システム」では市内の河川や調整池の画像が閲覧できるようになっており、大雨や台風の時には市民がネットを通じて氾濫や浸水の恐れがあるかをリアルタイムで確認できます。

しかし台風19号が上陸した10/12には、アクセス集中のためかシステムが不調になり、避難勧告が出た時点でもまだ水位が低かった午前中の画像が表示されていたといいます。
これでは市民に誤解を招きかねません。

同システムのサーバー増強はもちろんですが、過度のアクセスが集中して正常に表示できなくなった場合には、画像提供は休止して水位の数字だけを表示するなど、市民に誤った情報を伝えないように改善を求めます。

請願から考えたこと

まさに請願にある通りで、災害の程度に応じたサーバー増強は必要でしょう。

当サイトでも同システムをはじめ市や県が提供している各種情報へのリンクを掲載しましたが、いざ台風が近づくとなかなか繋がらないといったこともありました。

管理人としても申し訳なく思いますし、例えばハザードマップなどPDFファイルはあらかじめダウンロードしてサイト内で配布すればよかったかと思うこともあります。

同定例会での一般質問にもあったように市では防災ガイドブックのリニューアルを行っているということですが、これだけ情報端末がありふれているだけにネット上での情報発信についてもテコ入れを望みたいところです。

例えば市でも防災行政無線メールを運用していますが、居住区を登録してハザードマップでの危険度や水位に従って避難情報を配信するといったこともできるはずです。現に県が運用している防災情報メールでは、市町村単位の居住区を登録し避難情報を受け取ることもできます。

また今後はメールだけでなく、LINEなどのメッセンジャーでの配信も検討したほうがいいかもしれません。

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その他市政トピックス

1/6に市税事務所が開設

高度な税務行政を実現するため、年明け1/6(月)より市内10区役所の課税課と収納課の賦課徴収事務を集約した市税事務所が北部と南部で2か所設けられます。

  • 北部市税事務所:大宮区役所5階
  • 南部市税事務所:ときわ会館1・2階

これはさいたま市が他の政令指定都市の中でも人口あたりの税務職員数が最も少ないことや賦課の繁忙期には特定の職員に時間外勤務が集中していることなどを背景に設けられるもの。

同事務所の設置に伴い、職員集約によるスケールメリットの発揮や専門性強化、指揮系統の明確化などが見込まれます。

なお各区役所には課税課・収納課に変わる窓口として、市税の窓口が設置されます。
市税証明書の交付、原動機付自転車等の登録・廃車、市税の納付を受付けるとともに、高度な相談に対応すべくICTを活用したWEB会議システムを導入します。

 

結びになりますが、今回の台風で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、1日でも早い復興を祈っております。

次回の市議会は2/4(火)開会の2月定例会です。

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