普段から意識をー大宮駅東口周辺で駅前防災フェスタが開催

防災の日である先日9/1(日)に、防災啓発イベントとして大宮駅東口周辺で駅前防災フェスタ(大宮銀座通り商店街主催、さいたま市後援)が開催されました。

街中で考える防災

ラクーン方面の大宮銀座通りや東日本連携センター「まるまるひがしにほん」・南銀座寄りの「OM TERRACE」の3会場で開催された同イベント。

このうち、メイン会場となった大宮銀座通りでは防災グッズを企画販売や防災に取り組む企業団体のPRブースが通りを封鎖して置かれました。

災害時の利用にも最適 ロゴスコーポレーション

このうちキャンプ用品で有名なロゴスコーポレーションは、キャンプだけでなく災害時での利用にも適した最新の製品を紹介していました。

同社の扱うテントやチェアやランタンなどが出ていましたが、一部のベットなどには実際に寝てみたりして使い心地を体感できました。

あまり起きてほしくはないですが、これらがあれば災害時であっても快適に避難生活を送れそうです。

ハイエース仕様のキャンピングカー 埼玉トヨペット

続けて埼玉トヨペットによるブース。トイファクトリーと共同で製作したキャンピングカー「Green Buddy」を紹介していました。

トヨタ系列ということで人気のハイエースをベースにした同車。家族揃ってのドライブや車中泊に対応できるよう中央のシートを操作して座席にしたりベットにしたりできます。

車内はトイファクトリーならではのこだわりの内装や装備が散りばめられています。

装備やサイズによって3つの価格帯がある同車ですが、このうち最も低価(360〜480万)にあたるAタイプが今回の展示車両でした。それでも足を伸ばせる広々とした車内に車外にも伸ばせてシャワーにもなるシンクが搭載され、キャンプや災害時の利用で活躍してくれること間違いなしです。

なお同社では各店舗の整備員の方がメカニックにあたるレーシングチーム「Green Brave」も展開しています。SUPER GTに参戦して鈴鹿やもてぎなど国内の主要コースで熱いレースを繰り広げていますよ!

実際に触れて防災を体感

ここまで主にキャンプ利用も視野に入れた企業団体の紹介でしたが、防災ということでそれに特化した企画を展開するブースもありました。

災害時は火災に注意!

災害時に一番恐ろしいのが火災の発生。

このうち毎日興業は啓発用の消火器を用いた的当てゲームを開催。水が出る消火器で火を模した的を制限時間内に倒していき、消火器による初期消火の重要性をPRされました。

こちらはさいたま市防災アドバイザー・イツモ防災・宮町一丁目自治会による共同の防災ブース。

火災の原因も様々ありますが、災害時に特に怖いのが通電火災。これは電気ストーブなどの電熱機器や損傷したコードに地震で可燃物が近づき、停電が解消され通電が再開される際にそれが火元となって生じる火災です。

阪神淡路大震災での建物火災の6割もこの通電火災だったといいます。

対策としてブースで紹介していたのが、電気ブレーカーへの錘。スイッチ部に錘を掛けることによって揺れが起きた際に重みでブレーカーが落ちます。

こうすれば停電が解消されたとしても可燃物をどかしてから通電を再開できますね。

ビニールと新聞紙でラクラクな簡易トイレ

特に災害が起きた時に困るのがトイレの確保ということで、東日本大震災の際にも仮設トイレが3日以内に行き渡った自治体は34%に留まったといいます。

そこで便利なのが普段使用しているトイレを利用した簡易トイレ。ビニールを便座の上下に敷き新聞紙を詰めることによって簡単に設けることができます。

汚物が溜まったらビニールの口を締めればいいので、後処理もラクラクです。

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