「産＋官＋学＋民」の連携で大宮駅周辺のまちづくりを検討・推進するアーバンデザインセンター大宮(略称：UDCO、工藤和美センター長、さいたま市大宮区宮町)が、実践型のまちづくりスクール「ストリートデザインスクール」の受講生を8/3(木)22時まで募集している。
先進的なまちづくりを学び、現場レベルでのプロジェクトを実施したい層の参加を広く受け付けている。
企画・討論・実践までリアルに
今年で3年目を迎える同講座は、ストリートを舞台に公民連携によるまちづくりのリアルを学ぶ「実践型スクール」。UDCOのノウハウ・フィールド・ネットワークをベースに、まちの課題解決と価値創出に繋げるストリートデザインのプロセスを、3ヶ月にわたって教授する。
同講座は8/20〜12/16までの土日・祝日の6回構成で実施。カリキュラムでは、まちの課題解決と価値創出に繋げるストリートデザインのプロセスをリアルに学ぶ。
事前にオンライン講座のアーカイブで大宮周辺のまちづくりや、ストリートテラスのメリットを学習。開校する8/20(日)には、レクチャーやまちあるきでまちづくりの概論を学ぶ。その後は受講生によるグループワークを通じて、ストリートを生かした企画を検討。講師・地域とのディスカッションや中間報告会も実施する。
11/23(木・祝)には実際に公共空間を利活用した企画を各グループで実施。同企画での効果や課題を分析し、12/16(土)には成果報告会として講師や地域関係者にプレゼンテーションを行う。
講師陣もUDCOスタッフはじめ、三浦詩乃氏(ストリートライフ•メイカーズ)や三牧浩也氏(UDCイニシアチブ、UDCK)などもゲストで登壇。
オンラインでも受講可能
同講座の定員は15名で、受講料は¥55,000(税込、交通費など自己負担)。同センターが位置するまちらぼ大宮はじめ大宮駅周辺で実施する。受講希望者多数の場合は抽選あり。
今回の講座ではオンラインコースも用意。事前学習や開校式、中間報告会と成果報告会の模様をアーカイブ配信で視聴できる。受講料は¥11,000(税込)
受講にあたっては8/3(木)22時までに専用フォームより申込のこと。
修了後も交流あり
同センターでは、ストリートデザインやエリアマネジメントを現場レベルのプロセスで実践したい者、先進的なまちづくりを学びストリートと関連したプロジェクトを自ら考えたい者の参加を推奨。
昨年開催分での受講生からは「UDCOスタッフが併走するサポート体制が充実していた」という声も上がる。修了後も有志メンバーによって、SNSアカウントを通じて地域の情報発信を行うなど、受講生同士の繋がりも強い。専門性が少なくとも、グループワークを通じて受講生同士で困難を分かち合いながら進めていけるのも持ち味。
「私たちと一緒に『大宮のパブリックスペースを舞台に ひとを巻き込み まちを動かす』体験をしましょう！」と同センター。
問い合わせ先
- 住所：〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町1丁目60番地大宮ラクーン8F まちラボおおみや内
- メール：takahashi@udco.jp
- 電話：048-782-9679
