【日々是埼玉 2020/2/12】出火原因1位はたばこー2019年さいたま市火災・救急・救助統計より

三寒四温で天候は春に向かいつつあるが、まだ気温が下がる日も多く暖房が欠かせない日々が続く。

そうなると火災には気をつけたいが、このほど昨年のさいたま市における火災や救急救助の実態をまとめたさいたま市火災・救急・救助統計の概数が公表された。

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2019年さいたま市における火災の統計

件数は過去10年最小

まず昨年1年間に発生した火災件数を見た。

(さいたま市発表資料より、以下同)

昨年1年に発生した火災の総数は250件で、前年2018年比で見ると69件も減少している。

住宅火災は同2件増だが、車両火災が同17件減およびその他火災が同42件減と大きく数を減らしており全体の減少に貢献している。

過去10年間で見ても2016年の273件を下回ってもっとも少ない数値となった。

建物火災は180件前後で推移しているものの、車両火災・その他火災ともピーク時の半分以下になったため自動車や各種設備の安全性向上が寄与していると見られる。

出火原因トップが変わる

火災の出火原因を見る。

もっとも多かったのが「たばこ」で46件に上った。その次に来たのが「放火(疑い含む)」の31件だが同44件減となった。さいたま市誕生以来もっとも多かった出火原因は後者だったが、逆転する結果となった。

また5位の「配線器具」は同7件増の19件となっている。たばこといい配線器具といい、日常生活におけるちょっとした不注意が大惨事になりかねないことを思い知らされる結果となった。

死傷者は増

火災件数自体は減少しているものの、死傷者は増えている。

死者は14人で同5人増、負傷者は72人で同26人増といずれも前年の1.5倍以上に増加している。

特に死者が発生した住宅火災は、死者10人のうち3人が住宅用火災警報器未設置又は一部設置の住宅で発生している。
また負傷者が発生した住宅火災では、負傷者49人のうち17人が住宅用火災警報器未設置又は一部設置の住宅で発生しているという。

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2019年さいたま市における救急の統計

7月の救急は減少も

続けて昨年における救急の統計を見る。

まずは年間を通じての出場件数と搬送人員だが、救急出場件数は69,493件で同462件減となった。

搬送人員も61,001人で同249人減となり、いずれも増加傾向が続いていた中での減少となった。年齢区分別に搬送人員を見ると、高齢者が33,168人、成人が21,175人、少年が2,497人、乳幼児・新生児が4,161人となった。

月別に救急出場状況を見ると、1〜3月及び6〜7月で前年比減となった。特に7月に至っては5,855件で、同1,037件減となった。

熊谷で国内最高気温を観測した2018年に比べると昨年は7月は雨や曇りが多く、8月以降に本格的に暑くなった。となると7月の減少は熱中症での搬送が少なくなったことが要因と考えられる。ただ8月の救急出場は同250件増となっている。

事故種別ごとの救急出場件数

救急出場はどのような事故で起きているか。

最も多いのは「急病」の45,309件で、同37件減となった。

これに「一般負傷」10,393件(同153件増)、「交通事故」4,597件(同337件減)と続く。

全国的に交通事故や事故での死者数が減少傾向にあるが、交通事故で300件以上減っているのもこうした背景があるのだろう。

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