菜の花咲く吉川公園
土手の黄色い「絨毯」
同公園の桜に癒され、またペダルを漕ぐ。
15分ほど走り玉葉橋に差し掛かった。その名の通り江戸川にかかる埼玉と千葉を結ぶ橋で、この橋を越えると千葉県だ。
ちなみに武蔵野線の路線名を決める際にも、玉葉線という案があったという。
そんな橋からふと土手を見ると、黄色い「絨毯」が目を引く。無論絨毯が本当に敷かれている訳ではないだろうが、そう思わずにはいられない。
土手側に出てみると、咲いているのは菜の花。黄色い花を咲かせており、まさに春を象徴する場面と言えるだろう。
土手を走るバイカーもこの時期は走りがいがありそうだ。
橋の上から見るのもいいが、近くで見るのも楽しい。あたり一面、菜の花の心地よい香りが漂う。
菜の花畑に入り浸る
土手沿いは吉川公園として整備されている。川側には野球グラウンドなどもある。
土手の一角には菜の花畑に立ち入れるエリアもある。車を停めて菜の花に触れる家族連れの姿も見られた。
自転車を止めて立ち入ったが、辺り一面黄色い花々でどこかの幻想郷に来たような気分になる。
ここまでの疲れや日常の不安も一気に吹き飛びそうだ。
毎年3月下旬頃が見頃ということで、今だけ味わえる贅沢な瞬間だ。
スポット紹介
◇中井沼公園
- 住所:埼玉県吉川市新栄2-16-2
◇吉川公園
- 住所:埼玉県吉川市大字下内川、八子新田、鍋小路、深井新田地内
つづく
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