
飯能市において、11/7(土)と8(日)の2日間にバーチャル飯能まつり2020が開催される。(主催:同まつり実行委員会、後援:飯能日高ケーブルテレビ株式会社など)
新型コロナウイルスの影響で実地でのイベントが中止を余儀なくされた中でも、デジタル技術を駆使して従来以上の楽しみを提供する。
飯能まつりとは
例年11月の第一土曜日・日曜日に同市市街地で行われている同祭。
同市や同市観光協会や同市商工会議所などが中心となって1971年より行われてきた。
1日目は前夜祭として屋台引き回しがなされる。2日目は本祭りとして巨大な屋台や山車の行進をはじめ獅子舞や御輿など、地域各地で様々な催しが行われる。
バーチャル飯能まつり2020について
実施のきっかけ
新型コロナの影響により同まつりも中止を余儀なくされた。
それでも市街地で月光堂カメラ店を経営する細田智之さんが、長野県の新聞で諏訪湖の花火が新聞の紙面上でARで動いていることを知り同まつりでもできないかと思ったことが実施のきっかけとなった。
9月半ばから同まつり実行委員会を設立して開催に向けて動き出し、期間・予算がない中で地域から有志が集まりイベント内容が固まり開催にこぎつけた。
開催日も例年の実地開催と同じく、11月第一土曜・日曜の11/7と8となった。
主な実施内容
実地開催以上の楽しみを提供すべく、以下5つの企画が予定されている。
AR飯能まつり
その一つがAR飯能まつりだ。
開催期間中に後援になっている地域新聞・文化新聞の紙面や街中のポスターをCOCOAR2アプリで撮影すると、まつりの写真が動き出すという。
10ヶ所中8ヶ所を回るとオリジナル扇子がもらえるスタンプラリーも行われるという。
飯能まつりonline
オンライン上でも様々なオンラインならではのコンテンツを配信する。
Youtubeなどで、11ヶ町着物半纏美女コレや臨場感ある過去のまつりやステージ・パレード参加団体の映像などを配信する。
特に11ヶ町着物半纏美女コレでは、地域の11の町の女性が自慢の着物・半纏姿を披露。さながらファッションショー気分でイベントを盛り上げる。
Take out 食べ歩き飯能まつり
まつりといえばグルメも大事だが、同まつりでは市街地の飲食店の協力のもと、食べ歩きできるメニューのテイクアウトを行う。
肉まんやお好み焼き串など15の店舗が参加する。
「おいしいものを片手にAR散策はいかがでしょうか」と同イベント実行委員会。
飯能まつりLINEスタンプ
同イベントの開催に合わせて、LINEスタンプも販売する。
天狐やひょっとこなど愛すべきまつりのキャラクターが飯能弁をしゃべるスタンプになる。
売り上げはすべて来年の同まつり運営に使えるよう寄付する予定。
SNS写真館
写真の受付は終了しているが、過去の同まつりの写真を「#バーチャル飯能まつり」のハッシュタグと共にFacebook・Instagram・Twitter共に投稿するSNS写真館企画も実施。
150枚ほどの投稿があったが、優秀作品は「幻の2020年飯能まつりポスター」として、開催期間中に街中に掲示される。
この他、商店街のスピーカーからお囃子の音を流したり、囃子連の会員を中心に来訪する者には着物や半纏の着用を呼びかけており、オンラインが中心ながらも例年のまつりの賑わいを地域全体で演出する。
同まつりに関する問い合わせ先
医療法人真優会荒井歯科医院(担当:荒井淳次さん)
- LINE:@junjiarai
- Mail:junjiarai_feb_24th_1980@yahoo.co.jp