大宮駅グランドセントラルステーション化構想について

質問内容

続けて、公明党さいたま市議会議員団服部剛議員による一般質問。

現在大宮駅東口周辺で進められている大宮駅グランドセントラルステーション化構想(大宮駅GCS構想)についての質問です。同構想では大宮駅を東日本の玄関口と位置づけ、駅の機能の高度化や交通広場の整備、駅周辺のまちづくりを一体的に進めていくとしています。

今後このGSC構想をどのように進めていくのか具体的スケジュールと、駅周辺にこれが大宮だと言えるランドマークも必要ではないかと質問がありました。例えば「まめの木タワー」として観光面でも交流拠点にできるものがふさわしいとしています。

合わせて駅機能の高度化と東武線との乗り換え利便性の向上について、バリアフリー化の検討状況と東武線の駅移設のスケジュールについても質問がありました。

清水市長からの回答

市長からの回答は以下の通り。

現在、駅前広場に隣接する街区のまちづくり・駅前広場を中心とした交通基盤整備・乗り換え利便性を三位一体で進めるべく、今年3月に完成後のイメージを描いた骨子案を策定しています。

骨子案の中にはありませんでしたがランドマークは重要であり、今後は関係者とも協議を進めていきたいとしています。

さらに後述するようにパブリックコメントも実施しつつ、構想を詰めていきたいと答えました。

望月都市局長からの回答

合わせて望月健介都市局長からの回答です。

構想内では上の画像のように新東西通路の整備に合わせてJR改札口を新設します。その際に東武駅は橋上化して同通路のやや南まで南進し2面3線化するとしています。

この計画をベースに、鉄道事業者とともに用地や費用負担、手法などについて協議を進めていくとしています。

また、バリアフリーについても駅機能高度化の一環として鉄道事業者と協議を進めていく予定です。

駅だけでなく周辺のまちづくりにも重要であるため、地元まちづくり団体とも協議を進め現在検討しているまちづくりガイドラインに反映していくという回答でした。

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その他市政トピックス

保育士の待遇改善など国に要望

市議会自体は今月28日まで行われますが、会期中の先日19日に清水市長をはじめ市に関係する国会議員の皆様で来年度の国の予算に対する各省庁への要望が行われました。

この中には埼玉高速鉄道線の延伸促進や新幹線の大宮駅始発復活などまちづくりをはじめに、保育士の処遇改善や人材確保の推進、幼児教育・保育の無償化、若者の貧困対策などが含まれています。

大宮GSC構想パブリックコメント迫る

また来たる7/3〜8/2にかけては、先述した大宮駅GCS構想に対するパブリック・コメント(各種政策や計画に対する意見・改善案の公募)が始まります。

今回策定された骨子案については、市HPをはじめ各区役所の情報公開コーナーや大宮区役所6階の東日本交流拠点整備課窓口で公開される予定です。

こと大宮駅周辺の再開発は注目度の高いトピックですので、皆様のご意見をお寄せください。

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