
こんばんは。
新年早々ですが、昨年末興味深い調査結果が公表されましたので共有させていただきます。
在住者・在勤者が対象のアンケート
以前も当サイトで先行結果を扱ったことがありましたが、昨年12/27に今年度のさいたま市民意識調査の結果が公表されました。
同調査は市が広聴活動の一環として実施する調査。市の各施策に対する市民の意向等を把握し今後の市政運営の参考とするため、12年前から実施されています。
無作為に抽出した市内在住の18歳以上の男女5000人と、さいたま市外からさいたま市内の事業所に通勤する満 18 歳以上の男女2000人を対象に実施する同調査。
今年度は昨年6/1~6/18にかけて、郵送によるアンケートで実施されました。
さいたま市は住みやすい街?
8割超が「住みやすい」と回答
それでは大まかに調査結果を見ていきましょう。
まずは在住者に対してさいたま市が住みやすいかそうでないか聞いた調査から。
(調査結果概要版から、以下同)
「住みやすい」と「どちらかといえば住みやすい」を合わせた 『住みやすい(計)』は 84.2%で、昨年度(83.4%)より増加しています。
大きな変動はないのですがここ5年ほどは増加基調にあり、本当に住みやすいと感じている市民が増えていることが伺えます。
住み続けたい人は86.1%
続けて在住者に対してさいたま市にこれからも住み続けたいか、転居したいかを聞いた調査。
今の地域に「ずっと住み続けたい」と「当分の間住み続けたい」を合わせた『定住意向』は 86.1%となり、昨年度(82.9%)より3ポイント以上上昇しています。
ここ5年度で最高の結果となり、定住意向の高まりが感じられる調査結果となりました。
住んでみたい在勤者は36.1%
ここまで在住者の住みやすさを見てきましたが、他方で市外からの在勤者はどのように感じているのでしょうか。
上図は在勤者に対してさいたま市は住んでみたくなるような都市だと思うかを聞いた結果。
今年度は36.2%の在勤者がそう思うと答えており、年度によって調査人数のバラツキはあるもののやはり過去5年度で最高の結果になりました。
昨年度よりも5ポイント以上伸びており、在住者の住みやすさを在勤者も感じ取っていることが伺えます。