踊れや踊れ!朝霞市 その1 夏に踊るむさしのフロント

毎月恒例、埼玉の市町村の魅力を探る大宮以外の埼玉です。

今月は前回ご紹介した和光市の隣にある朝霞市をピックアップいたします!

県内有数の踊る夏祭り

お祭りシーズン到来!

まだまだ梅雨空が広がる今日この頃ですが、季節は7月。

大宮周辺でもみやはらまつりや与野まつりなどのお祭りが行われています。

今月末は大宮夏祭りの中心的イベントである大宮西口夏まつりやスパークカーニバルも開催される予定で、本格的なお祭りシーズンの到来に心も踊ります。

街を盛り上げるよさこい

大宮に限らずこの時期になると、埼玉県内各地で様々なお祭りが開催されます。

中でも特に盛り上がりを見せるのが、今年は8/2(金)〜8/4(日)の3日間に朝霞市で開催される彩夏祭

朝霞市民まつりとして開催される同祭は、本州初の鳴子踊りの祭典である「関八州よさこいフェスタ」と1時間に8000発近く打ち上がる花火が行われる大きな特徴。

特に前者は全国各地からよさこいの精鋭たちが集い、街全体をキャンバスに熱い踊りを繰り広げます。

詳しい内容については後の回でご紹介させていただきます。

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武蔵野の面影残る街

そんな同祭の舞台となっている朝霞市のプロフィールを、簡単にご紹介させていただきます。

荒川の先の中堅都市

朝霞市は埼玉県南部に位置する人口約14万人の街。長い荒川を挟んで東にさいたま市や戸田市、北に志木市、西に新座市、そして南には和光市と東京都練馬区が位置しています。

同市内ではJR武蔵野線と東武東上線が交差し県南部の主要な交通拠点にもなっています。それゆえベッドタウンとしても人気の高いエリアです。

川越街道が走る市内には本田技研など多くの工場や研究所や倉庫も立地しており、一時は地方交付税交付金不交付団体にもなっていました。他にも東洋大学朝霞キャンパスや陸上自衛隊朝霞駐屯地も立地しています。

それ以外にも武蔵野のみずみずしい自然も市内には数多く残されており、同市では「むさしのフロントあさか」というキャッチコピーのその魅力を広く内外へと発信しています。

意外な市名の由来

そんな同市の名前の由来を調べると、ちょっと面白いことがわかりました。

もともと同市地域は川越街道の膝折宿という宿場町でした。膝折というのはある武士の馬がこの付近で足を骨折したことから来ているのだそうです。

明治時代以降は膝折村という地名でしたが、転機となったのは1930年。世田谷区駒沢にあった東京ゴルフ倶楽部のゴルフ場が同地に移転することになり、ここから縁起の悪かった村名を改称し町制を施行しようという機運が高まりました。

いざ名前を決めるにあたって同倶楽部の名誉会長であった朝香宮の名前を借り、一字変えて「朝霞」としました。

こうして1932年に町制が施行され、戦後の1967年には市制施行で朝霞市となりました。

来年はもっと注目⁉︎

そんな同市、来年には今以上に注目される出来事が待っています。

もう皆さんもご存知なことでしょう。来年の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場になっているのです!

前述した陸上自衛隊朝霞駐屯地の射撃場で射撃競技が開催されます。

ちなみに同駐屯地は1964年大会でも同競技の会場となりました。

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