スマート農業でこだわり野菜 狭山市・本橋園が「喜ばれる野菜シリーズ」展開

狭山茶と旬野菜の生産・販売を展開する本橋園(狭山市北入曽、本橋利信代表)は、新たな自社ブランド野菜として「喜ばれる野菜シリーズ」を展開する。

埼玉県内での導入例がほとんどない最先端のスマート農業を用いた、野菜の糖度・味などが特徴だ。

本橋園について

同園は元禄時代より操業している農園。

農業は人の幸せをつくる仕事との考えから、「喜びを生む農業」をコンセプトに心から喜んでもらえる狭山茶や旬野菜を生産・販売。消費者だけでなく同園で働く従業員の喜びも農業を通じて実現する。

生産現場においては、最先端のスマート農業を導入。スマートフォンを利用して遠隔からビニールハウス内の温度・湿度や水分を管理する。
従来の農業は経験や勘に頼って行われていたが、データやAIを活用し最適な環境での生育につなげている。

IT技術の普及などもあり高品質な野菜を安定的に生産できるスマート農業は国が導入を推進しているが、県内で導入している農家はまだ少ないという。

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「喜ばれる野菜」シリーズについて

ブランド紹介

野菜を直売していく中で「あなたの作るお野菜美味しいわよ!」といった声も寄せられていた。そこからより多くの消費者にこだわり野菜を知ってもらうためブランド化に至った。

一般的に市場に出回る野菜は大きさや重さで規格が決まる。一方で「お客様に喜んで頂ける」をコンセプトに、同園では従来の選別基準にとらわれずボリューム感や柔らかさなどを重視し、野菜を一番美味しく食べられるタイミングで収穫している。収量や病害虫への抵抗ではなく、糖度や味ややわらかさといった食味を最優先に品種を選ぶ。

同園では収穫した野菜をすぐに出荷調整・パッケージしているので、最短で3時間後には店頭に並ぶ。鮮度抜群で野菜本来の香りと、みずみずしく採れたての食感を提供する。

そのような野菜づくりの基礎として土つくりが何より大切と考え、「野菜が健康に育つことが出来るような土つくりを徹底しています」と同園。

収穫体験会の開催について

同ブランドの発表披露も兼ねて、7/3(土)に同園畑でこども向けの収穫体験会を開催する。

同イベントではいまが旬のとうもろこし「王様コーン」の収穫・まるかじり体験とともに、茶つみ体験や最先端のスマート農業の体験も実施。茶葉の土産も付く。

定員は15人だが、参加申込受付はすでに終了済。

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    地域へのメッセージ

    同シリーズは直売だけでなくヤオコーやベルクといったスーパーマーケットでも取り扱う。糖度や味を重視した同シリーズは野菜の甘みや食感が一味異なり、一番美味しいタイミングで収穫しているので「やわらかな食感が持ち味」と同園も胸を張る。

    今後へ向けて、スマート農業のさらなる導入や新たな物流方式での流通開拓にも積極的だ。

    「当園のコンセプトである『喜びを生む農業』に邁進し、地域の皆様に『喜ばれる野菜』と『喜ばれる狭山茶』で皆様の食卓を笑顔にしていきたいです」と同園。

    ブランドに関する問い合わせ先

    本橋園

    • 住所:埼玉県狭山市北入曽1346
    • 電話番号:04-2959-2555

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