コロナ禍で展示主体もー高鼻コミセンまつりが開催

高鼻コミュニティセンター(大宮区高鼻町)において、高鼻コミセンまつりが12/5・6の2日間開催された。

新型コロナウイルスの影響で公民館・コミュニティセンターなど公共文化施設でのイベントも中止・延期を余儀なくされている。そのような中でも展示を主体に地域で活動する団体らが日頃の成果を披露した。

開催の模様

同センターを拠点に活動する地域の文化団体や周辺の学校らが日頃の活動の成果を披露するために開催されている同イベント。例年10月下旬に開催されているが、コロナ禍で12月に時期を変更しての開催となった。

団体・部活動の展示

感染拡大防止の観点から例年開催されている舞踊や演劇などは中止となり、展示主体となった同イベント。8の団体らが参加した。

同館2階には展示コーナーが設けられ各団体での制作物が披露された。

このうち同センターで毎月第2・4水曜日午前に活動する水引工芸結美の会は、伝統工芸である水引細工で作った花や小物などを展示した。6名で活動しており未経験者も気軽に参加できるという。

ご祝儀袋などに用いられる細工だが、直線や曲線やそれぞれの色を生かして多様な形に変化させ表現させている。

大宮商業高校(見沼区大和田町)からは、写真部に書道部に家政部と3つの部活動団体が出展した。

このうち同校家政部は、来年に延期となった東京五輪出場国の国旗をイメージしたオリジナルのブローチを展示。安全ピンにビーズを通したものを束ねて、各国の国旗を表現。緻密に作られた作品に引き込まれる者も多いようだった。

体験コーナーの展開

規模は縮小されたが、体験コーナーも設けられた。

1階第1会議室では、タブレットサロンさいたまがプログラミング体験を実施した。

さいたま市地域ICTリーダの講習を受けた講師が在籍しており、初心者向けのパソコン教室や親子プログラミング体験教室などを市内各地で展開している。

同イベントではタブレットにインストールした「viscuit」アプリを用いて、参加者が描く魚の絵をタブレット上で動かせるようにすることを通じてプログラミングの楽しさを訴求。こどもの方が興味を持って体験に参加する親子連れの姿も見られた。

このほかクラーク国際記念高校手芸部もハーバリウム制作体験を実施した。

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児童作品展

同イベントに合わせ、児童作品展も行われた。同展は12/13(日)まで開催されている。

近隣のカトリックみどり幼稚園・大宮小学校・大宮北小学校の3校の児童による作品約70点を展示。幼稚園年少から小学6年生まで各児童の個性あふれる作品が多く見られた。

自分の作品の前で親に写真を撮ってもらうこどもの姿もあった。

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公共文化施設今後のイベントについて

 

なお大宮周辺では、12/17(木)〜19(土)の3日間にプラザノース(北区宮原町)にて第13回文化フェスティバルの開催が予定されている。入場無料。

さいたま市文化協会主催で俳句・華道など展示をはじめ、浦和吟剣詩舞道連盟や大宮音楽家協会らによる実演も行われる予定。

※感染対策を十分に施した上でお出かけください。

※その他大宮周辺のイベント情報は当サイトイベントカレンダーもご参照ください。

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