
先月7月、九州地方や中部地方において集中豪雨による土砂災害が発生し多くの人々が避難生活を余儀なくされている。またレジ袋原則有料化に伴いマイバッグの必要性が高まっている。
このような中で、春日部青年会議所(田中寿興理事長、以下春日部JC)はオリジナルエコバックを作成し来月中旬に春日部市役所などで販売する。
売上は同災害復興に向けた義援金に当てられる。
春日部JCの支援活動
春日部市周辺の一市二町(春日部・杉戸・宮代)に在住・在勤する20~40歳までの青年層で構成される同会。
各種イベントの開催や地域清掃など地域振興に向けて様々な取り組みを行っている。
自然災害などが相次ぐ中、同会も支援活動を積極的に行う。
2011年の東日本大震災の際には駅前での義援金募集を行っている。
今回の豪雨災害に関しても先月に支援物資を市民より広く募り、マスクやスコップなど復興および避難生活に必要な物資を被災地へ送り届けている。
エコバッグの作成・販売に関して
実施経緯
そしてこの度エコバッグの作成・販売に至ったのは、義援金を集める活動としての意味合いが強い。各地での豪雨災害において、支援物資よりも何かを購入するための費用が必要と、実際に被害に遭った人々の証言を踏まえたという。バック作成費を含む全額を被災地復興へと寄付する。
加えて、レジ袋有料化も実施の背景にある。同会もSDGsに取り組んでいるが、地域住民へ環境問題の啓発という目的も有している。
販売会について
500枚限定で同バッグを以下の日程・場所で販売する。
【春日部市役所本庁舎1階市民ホール】
9/10(木) 10:30〜16:00
9/11(金) 10:30〜16:00
【イオンモール春日部こもれび広場周辺】
9/13(日) 10:30〜16:00
いずれも1枚あたり¥500で、原則一人1枚まで。売切次第終了となる。
我々に感じて欲しいこと
この取り組みを通じて、一人一人の行動・意識が他の人にも伝わっていくとそれが計り知れない大きな力となり、そして原動力になるということを同会は訴える。
皆の協力が同災害に遭った人々へ届きそれが循環していくことで、いざ自分たちが被害に遭った時にも返ってくることだろう。
読者へのメッセージ
今年は災害はもちろんのこと新型コロナウィルスの感染拡大によりさらに急な動き、必要な動きが求められる。メディアの情報や現地の人々の話を入手しながら、その時に必要なものな何か考え、率先して行動していくと同会は意気込む。
「まずは災害被害に遭われた方におかれましては心からお悔やみ申し上げます。お世話になる地域に仕事をしながら貢献したいと思っています」と同会。
これからも行政・地域と密に連携を取りながら必要な時にすぐに行動できるよう尽力していくとしている。
問い合わせ先
- 住所:春日部市粕壁東1-22-10 ナカヤ第2ビル3F
- 連絡先:048-761-0032