埼玉県物産観光協会(大宮区桜木町、松本邦義会長)と埼玉県酒造組合(熊谷市末広、松岡良治会長)は、10/29(土)と30(日)の両日、氷川参道(大宮区高鼻町)において物産展「『私のお気に入り』発見フェス PRIDE埼玉2022」を初開催する。
地域をこれから支えていくヤングファミリー層に、地域の物産の魅力を訴求する。
七五三詣客へアピール
同協会は、県内の優れた物産や観光の告知活動を行い県内産業の振興を支援している。県内には優れたものづくりを行う企業・事業者も多い。特に日本酒は出荷量全国第4位で関東一、うどんの出荷量は全国第2位にある。
しかし県内消費者にとって、県産品の認知度は一定数あるものの、多くの優れた商品や県内企業・事業者の実力に関する認知度は低いという。
そこで、同協会会員で古くから地域のものづくりに関わりのある武蔵一之宮氷川神社の協力を得て、同組合と共催で同展を企画。
「県産酒をはじめ幅広い県産品を七五三詣に訪れる県内のヤングファミリーにプロモーションすることとしました」と同協会の佐山水知子氏。
大人は日本酒試飲、子どもはゲームで
同展には県産の和菓子・洋菓子・狭山茶・日本酒といった食品をはじめ、工芸品や雑貨と計28社が出店。約500アイテムを揃える。
特に日本酒については、小山本家酒造や権田酒造など県内の酒蔵が出展。成人の来場客に向けて試飲も提供する。また、子どもに向けてルーレットゲームも行い、肉汁うどん(翁の郷)など県産品を贈呈する。
キッチンカー5台も参加し、美味しい飲食物を提供予定。
「『私のお気に入り』見つけて」
同協会は、10/20〜23にかけて大宮駅西口イベントスペースで県内のクラフトビールなどを集めた「～クラフトビールが大集合！～埼玉県産品フェア」を開催。駅利用者を中心に好評を得ている。
それに続く同展では、さわやかな季節に色づきつつある木立に囲まれた同参道に魅力ある県産品が集まる。同展を通じて、ヤングファミリー層に県産品やものづくりの実力を誇りを感じてもらいたいと期待をかける。
「ぜひ、お出かけいただき、『私のお気に入り』を発見してください」と同氏。
イベント紹介
- 開催日時：2022/10/29(土)11:00～16:00、10/30(日)10:00～15:00
- 開催場所：埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407 武蔵一宮大宮氷川神社参道(三の鳥居の手前)
- 問合せ先：一般社団法人埼玉県物産観光協会 048-647-4033
