岩槻人形博物館、来年2/22にオープン
60年越しの構想が実現!
そして来年2/22、そんな同区に岩槻人形博物館がオープンします。
岩槻駅から歩いて10分ほど、旧市役所が建っていた場所に開館する同館は国内初の公立人形博物館。構想自体は旧岩槻市時代の1960年代からあり、60年越しの悲願といえます。
人形や人形文化に関する資料の収集・保存、調査研究を行い、展示・教育普及活動などを通して、多くの方々に人形への親しみを持っていただけるような企画に取り組むとしています。
その所蔵品は、人形玩具研究家や日本画家として活躍した西澤笛畝氏によるコレクションをはじめ約5,000点以上になる見込みです。
地域活性化の拠点としても
そして同館にはにぎわい交流館いわつきも併設されます。
これはさいたま市が岩槻の歴史及び文化の発信、産業及び観光の振興並びに地域活性化の拠点として、地域のにぎわいの創出に寄与するために設立する施設。
地域のお土産を取り扱うショップをはじめ、岩槻の特産品を使用したメニューを楽しむことができるカフェなどが開設されます。加えて、同館と連携したワークショップやクラフトルームでのものづくり体験などの企画も展開するとのこと。
現在見沼区でも設立構想が動きはじめていますが、市内には現在ない地域の文化や魅力を発信する道の駅のようなポジションの施設になりそうです。
施設紹介
- 開館日:2020/2/22(土)
- 住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1
- 電話番号:048-749-0222
- 開館時間:9:00〜17:00(入館は30分前まで)
- 休館日:月曜日、12/28〜1/4
- 入館料:一般¥300、高校・大学生・65歳以上¥150、小・中学生¥100
岩槻区も誕生15周年!
同館が開館する来年2020年は同区にとっても記念すべき年。
先述したように、2005年に誕生した岩槻区は来年4月で誕生15周年を迎えます。
この節目を記念し同区の魅力を広くPRするため、同区誕生15周年記念ロゴマークが作成されました。同区の色「やまぶき色」を背景に、市指定文化財の時の鐘や人形のまちとして象徴的な「内裏雛」をあしらうことで、「自然と歴史、文化を守り育て、楽しむまち」を表現しています。
このような記念すべき年に同館の開館を迎えられ、地元の盛り上がりも相当なものでしょう。ですので、来年2020年は岩槻がアツいと言えそうです!
書き終えての諸感
大宮駅からアーバンパークラインの急行で1駅だけに、歴史や伝統の街へ気軽に足を運んでみては?