
お世話になっております。
ああ、やっと週末だ・・・
ここまで本当長かった・・・
しかも明日からは3連休!
どこに行くこうか、わくわくしてきますね😁
そんな3連休に行ってみたくなる、大宮のあのスポットをご紹介いたします!
盆栽の街大宮!
大宮といったらどんなものを思い浮かべるでしょうか?
アルディージャ?
氷川神社?
鉄道博物館?
大宮ナポリタン?
ソニックシティ?
いやいやいやいや、アレをわすれちゃいけませんぜ
そう、日本が世界に誇る盆栽!
日本随一の盆栽の聖地、盆栽村
なぜ大宮が盆栽の街か?
それは大宮には日本随一の盆栽の聖地、盆栽村があるからです!
ご存知の方も多いとは思いますが、大宮の北側、さいたま市北区盆栽町一帯にある盆栽村には、その盆栽という名前にあるように多くの盆栽園が集まっています。
撮影とかはできないところが多いのですが、多くの盆栽園で実際に立ち入って自慢の盆栽を見ることができるようになっています。
また、盆栽教室なども多く行われています。
世界盆栽大会発祥の地ともなった大宮
写真は5月のゴールデンウィークに行われる大盆栽市の様子。
多くの盆栽愛好家が足を運んでいるのがお分かりになるかと思います。
それだけ、盆栽という世界にとって、大宮とは特別な地なのです。
そんなこともあって、1989年には第1回世界盆栽大会が開かれ、この4月にも再び大宮で開かれたというわけです。
盆栽の聖地大宮にある大宮盆栽美術館!
そんな盆栽の聖地である大宮にある、世界で唯一といっても過言ではない美術館が、今回ご紹介する大宮盆栽美術館になります。
こちらの美術館は2010年に開館。
盆栽をはじめ、盆栽用の植木鉢である盆器や、一般には水石と呼ばれる鑑賞石、盆栽が題材となった絵画作品や、その他盆栽に関わる各種の歴史・民俗資料等を公開し、日本が世界に誇るBONSAIを広く発信していくための施設となります。
COOL JAPAN ボンサイ
さっそく館内に入ってみると、こんな表彰状が
2015年にこの美術館がCOOL JAPANに認められたようです!
赤字だなんだってすごい批判も受けたけど、やっぱりみんな評価してくれているんだね!
ロビーには、季節の盆栽がお出迎え
これは櫨の盆栽のようですね。
こんなの家の玄関にあったら、めちゃくちゃリッチな感じがしますよね
館内の紹介!なんだけど・・・
館内の見学には入場券がいります。
これを買って、さあ館内を巡るぞ~!
と思ったら館内は撮影NGとのこと
トホホ、どうしよ・・・・
文章での説明になってしまい申し訳ありませんが、館内には盆栽の種類や見方の紹介、盆栽が出てくる絵画作品、さらには盆栽がある和室の様式の展示がなされていました
こんなんでわかってもらえるか?😅
なぜ大宮が盆栽の街になったか
また、館内にはなぜ大宮が盆栽の街となったのか、パネル展示もありました。
ちなみに上の写真のものは、撮影自由なロビーにあったものですよ
肥沃な土壌や良質な水を求め東京から移転
大正時代までは東京、特に文京区の小石川地区には多くの盆栽園がありました。
ですが、都市化によって土地や盆栽には欠かせないきれいな水や肥沃な土壌が不足していきました。
極めつけは1923年の関東大震災。
これによって多くの盆栽園が被災しました。
このままではいけないということで、1925年に清大園の清水利太郎らが中心となって、小石川の盆栽園がこの大宮の地に移ってきたというわけです。
氷川神社の北側にあって土壌や水が盆栽づくりに適していたのが決め手になったようですね
独自の住民協約も
そうして清水らは1928年に盆栽村組合を立ち上げ、より多くの盆栽園を大宮に呼び込みました。
また、
- 各戸では10鉢以上の盆栽を持つこと
- 門戸を開放して、オープンガーデンにすること
- 堀は生垣にすること
- 景観に配慮して、2階建てはつくらないこと
という住民協約を設けました。
いまでこそ多くの場所で行われているオープンガーデンですが、どうやらここが日本における草分けのようですね
やるじゃん盆栽村!
こうした盆栽村には多くの盆栽園が集まり、1936年には最大で36も集まったといいます。
戦時中は兵役などもあって担い手が少なくなったりもしましたが、戦争が終わるとGHQをはじめ多くの要人が盆栽村を訪れていたといいます。
今でこそ地価の高騰や高齢化で盆栽園の数も5か所に減ってはいますが、依然として盆栽の聖地として不動の地位を築いているというわけです。
館内の庭園で圧巻の盆栽を
館内の撮影は禁止ですが、館内の庭園では一部撮影が許可されています。
庭園には圧巻の盆栽がいっぱい!
これは王道の盆栽である松の木
堂々とそびえたつ幹が表から見えて、横へ上へと枝が広がっているのが価値ある盆栽ということです。
これなんてまさに、そのお手本みたいだな
こちらは、紅葉が楽しみな山もみじ
まだまだ青いですが、うっすらと赤くなっているのが見えますね
これからの季節が楽しみです!
こちらは津山檜
檜っていうと、建材のイメージが強いけど盆栽にもなっちゃうのね
無駄な枝がなく、とても大切に手入れされているのがわかります。
どこから見ても、美しい・・・
ミュージアムショップにはあの飲み物も!
そしてミュージアムショップも充実の品揃え!
このポストカードなんていいですね
特にエアメールで送ってみたりなんかしたら喜ばれるかも!?
そして盆栽といったら・・・
そう、大宮の新名物になりつつある「盆栽だー!!」
ピリリとした酸味が松の葉のようだと話題の逸品です
当然扱われていますよ!
一杯いかがでしょうか?
そんなわけで大宮盆栽美術館の紹介でした!
館内を見ていると、多くの国籍の方が来館しているのがわかります。
なかにはフランス人と思しき人を連れて、ペラッペラのフランス語をしゃべって案内している日本人のおばあさんも
すんげぇ・・・
もちろん、大宮の名所としてもそうですが、日本文化の発信地として、もしも外国人のお友達が日本にいらした際には一緒に訪ねてみてはいかがでしょうか?
以上、現場からでした💨
施設紹介
◇大宮盆栽美術館
住所:埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3
電話番号:048-780-2091
営業時間:(3月~10月)午前9時~午後4時30分 ※入館は午後4時まで
(11月~2月)午前9時~午後4時 ※入館は午後3時30分まで
休館日:木曜日(祝日の場合は開館)、年末年始 ※その他臨時休館日あり、詳しくは公式HPをチェック
入場料:一般 300円、高大生・65歳以上 150円、小中学生 100円 ※障害者手帳をお持ちの人と、付き添いの人1名は半額