深谷市のご紹介に戻ります。
ランチをいただいたお店と、街の顔である深谷駅をご紹介いたします。
洋館風の定食屋さん・虎ひげ
渋沢栄一も食べた煮ぼうとう
さあお腹も空いたしそろそろランチに行こう。深谷に来たわけだし、せっかくなら深谷名物がいいよね!
(深谷市観光協会HPより)
そんな同市の名物料理と言ったら、煮ぼうとう。
小麦粉が比較的容易に手に入った同市。そんな小麦から作った約2.5cmの幅広の麺と、特産である深谷ねぎや根菜など地元で収穫される野菜類を煮込み、醤油で味付けをするのがこの煮ぼうとう。古来より食べられている深谷の郷土料理で、渋沢栄一も愛したということです。
ちなみに本場・山梨のほうとうや群馬のおっきりこみうどんとも似ていますが、これらは主に味噌で味付けを行うのが深谷の煮ぼうとうとの大きな違いです。
煮ぼうとうが食べられる洋食店
そんな煮ぼうとうを提供している飲食店が市内にも何箇所かあるのですが、その一つである虎ひげにやってまいりました。
肉を中心とした洋食店なのですが、手打ちうどんで煮ぼうとうを提供している同店。看板にもその旨書かれています。
これ目当てで来ていると思われる車も多く駐車場に停まっていますが、果たしてどんなお味なのでしょう?
残念ながらこの日は終売
店内の模様です。緑の木材に漆喰の壁で、まるで渋沢が生きていた頃の明治時代の洋館を思い起こさせるような造りです。
早速名物である煮ぼうとうを注文したのですが、残念ながらこの日は終売とのこと。
店内を見ると煮ぼうとうを実際に召し上がっているお客の姿も多く見られ、渋沢効果で人気急上昇なのが伝わってきます。一足遅かったか…。
風味豊かな和牛メンチカツ
代わりに今回は、同店の定番ランチである和牛メンチカツ(税込¥972)を注文しました。
メンチカツ本体の他に、サラダやライスやスープ、さらに選べるドリンク(コーヒー・ウーロン茶・オレンジジュース・グレープフルーツジュース)もついてきます。
周りにデミグラスソースがかかっていて、その雰囲気と相まって明治時代の銀座のレストランにタイムスリップしたような気分です。
そんなメンチカツを二つに切ると、和牛でできたひき肉がみっちり!和牛特有の深みのある味わいで後味も良く、デミグラスソース無しでも十分味わえます。
食べ終わった頃には注文してよかったと思えた一品でした。でも次回は煮ぼうとうにリベンジしてみたいな…。
この他市内で煮ぼうとうを提供しているお店の情報については、深谷市HPでもご紹介していますのでそちらもご参照ください。
お店紹介
◇虎ひげ
- 住所:埼玉県深谷市田谷282
- 電話番号:048-573-2443
- 営業時間:12:00~14:30 / 17:00~21:00
- 定休日:火曜日