用水をホタルの里へー野火止ホタルの里を作る会
ホタルを見る夕べ
次の目的地である平林寺境内林付近に入ると、同用水脇にこのような建物がある。
ここはホタルのお宿。ホタルを飼育・自生させ、自然と共生した同用水を目指すための飼育施設だ。
同市ではホタルの自生を目指した環境づくりを推奨しているが、西分町内会の協力のもとその推進にあたっているのが野火止ホタルの里を作る会だ。
【ホタルの夕べを開催!】本日6月25日の午後6時45分から、西分集会所近くの野火止ホタルの里で、野火止用水ホタルの夕べを開催しております!雨が上がり、多くの人で賑わっています。ホタルの鑑賞は午後7時30分~9時です。ぜひお越しください! pic.twitter.com/o31L6Pzz2d
— 新座市 (@Niiza_city) June 25, 2017
同会では2002年よりホタルの飼育にあたっており、毎年6月に育てたホタルを同用水で飛ばして鑑賞する野火止ホタルの夕べに協力している。
ホタルを育むホタルドーム
建物の裏には、ホタルを飼育しているホタルドームがある。
ビニールハウスのような内部には、ホタルの生育環境に合わせて地下水を利用した循環型のせせらぎが配されている。同様の施設としては県内最大級という。
飼育は毎年飛び終わったホタルが産む卵から孵った幼虫の採取から始まり、同ドームに移したあとは餌となるタニシやカワニナを確保しつつ育てていく。冬眠時期はヒーターを入れることもある。
こうして6月に羽化して同用水を飛んでいく。
スポット紹介
- 住所:埼玉県新座市野火止3-5-15
つづく
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