先日サイト内でもご案内いたしました、第4回英語でニッポンを語ろう!コンテストin川越(主催:NPO法人英語の通じる街実行委員会)が去る7/6(土)にウェスタ川越で盛大に開催されました。
川越市も会場になっている東京オリンピック・パラリンピック、そして英語のスピーキングを重視する大学入試共通テストの実施が迫っている中、各参加者がおもいおもいの形で英語で日本を紹介しました。
オリンピックでますます注目されるコンテスト
賑わい見せる大ホール
川越駅からほど近いウェスタ川越の大ホールで開催された同イベント。
目視ではありますが、およそ500名の観客で賑わいました。一般の観客はもちろん、後述するように川越市の川合善明市長をはじめ同市商工会議所の立原雅夫会頭や小宮山泰子衆議院議員など地元政財界の要人も多数かけつけています。
多くの観客が待ち焦がれる中、14時にイベントは開幕。司会を務めるのはNACK5「レディオファントム」(金曜6:00〜9:00)でおなじみの岡田眞善さんです!
英語は話せそうですが実は苦手ということと大学卒業後務めたアパレルメーカーではいきなりイギリス勤務となった自身のエピソードで会場を沸かせました。
川合善明・川越市長からのご挨拶
各参加者のスピーチに先立ち、ご出席された同市の川合善明市長から以下のようにお言葉がありました。
2016年から始まった同イベントも今回で4回目を迎え、東京オリンピック・パラリンピックも迫っている中ますますの盛り上がりを見せています。川越もゴルフ競技で会場となるため、大会期間中はテレビ中継で川越の名が世界に広まることが期待できます。
だからこそ同イベントによって、英語でニッポンを語れる人財をより多く輩出されることを期待していると結ばれました。
伝える気持ちも評価ポイントー4部門18組が参加
開会のセレモニーも終わり、いよいよお待ちかねのコンテストです。
4部門18組が参加する同コンテストですが、企画・構成力はもちろん独創性や表現性、そして何と言っても伝える気持ちが審査ポイントになるといいます。審査にあたるのは地元で活躍する英会話講師や大学講師の方々です。
日々の思いを徒然にー学生部門
まずは中学生以上から成る学生部門。地元埼玉を中心に5組が登壇しました。
歴史的な街並みを自転車で巡った経験や郷土料理であり自身もよく家で食べるというすったてなど、日々の生活のなかで感じた日本を英語で伝えられていました。
中にはダンスなど寸劇も交えて日本文化について語る参加者もいました。
皆さん日々英語を勉強している分、シンプルで聞き取りやすいですし内容も日本語訳を見ずとも伝わってきやすいスピーチでした。
より高度なスピーチー一般部門
続けて5組が参加した一般部門です。
トランプ大統領(?)が参加するなど企画力ももちろん、出てくる単語もさすが一般部門というだけあって高度なものが多く出ています。
自身の経験から感じた日本の良さはもちろんちょっとした豆知識など、非常にハイレベルなスピーチが繰り広げられ会場を大いに沸かせました。
地元からも参加多数ー一般部門
そして3組が参加した商業・サービスPR部門です。こちらでは地元川越を拠点とする企業や事業所が出場しました。
このうちJR川越駅からは駅員の方が2名参加し、えきからハイキングやかわてつキッズまつりなど地域活性化に向けた主催イベントをPRしています。
他にも歩行困難者に向けて日本式のノルディックウォークを提案する株式会社エフケイや、川越駅前にある川越第一ホテルのホテルマンの方がそのおもてなしについてPRされています。
時にほっこり、でも元気いっぱい!ー小学生部門
そしてトリを務めるのは5組が参加した小学生部門です!
小学生だからといって侮るなかれ。
とにかく元気が良くハキハキと、大人も顔負けなスピーチを会場全体に響かせてくれました!和食に浮世絵に茶道と扱う題材もツボを押さえているものが多かったです。
ただ、緊張してしまったのか途中で壇上で内容をど忘れしちゃった参加者も。
司会の岡田さんがフォローに回りましたが、「もう一度最初からやらせて」と懇願し、会場がほっこり笑顔に包まれた一幕もありました。
そんなアクシデント(?)もさることながら、時にダンスや寸劇も交えて五感で伝える組もありました。
こどもならではの感性や個性を最大限に生かした各組の発表を見た会場からは、大きなどよめきが上がりました。