こんばんは。
そこそこ時間が経っているのですが、大宮でこんなイベントが開催されたのでご紹介させていただきます。
目指せ酒蔵ベスト3
全国4位の生産量
市の数日本一の埼玉県には、「世界鷹」や「力士」など地酒を作る酒蔵もたくさん!
昨年の地酒出荷量は全国第4位だったといいます。
色々飲み歩くのも楽しそうですが、川越の小江戸蔵里に行けば特製の自動販売機で飲み比べることができますよ〜!
埼玉の地酒を広くアピール!
そんな地酒なのですが、産業を振興するためにも、出荷量を増やしていって全国3位に食い込みたいというところ。
そのためには埼玉の地酒を外国人も含めて幅広い層にアピールしていかなければならない。
そのような思いの元、毎年10月に埼玉酒蔵大試飲会が大宮・ソニックシティで行われています。
今年も先日11日に、節目となる15回目の埼玉34酒蔵大試飲会が盛大に開催されました。
地酒飲んで気分上々!
お猪口片手にいざ出陣
そんなわけで、先日11日の17:30頃、会場となる大宮ソニックシティに参りました。
ちなみに、27日には乳がん啓発活動の一環としてピンクリボンのライトアップも行われる予定なんだよ。
そして会場となる地下展示場へ。前売り券を買い忘れてしまったので、当日券で入場します。
自分で前売り券売ってますよ〜とか言ってたのに、まさに灯台下暗し。
気になった地酒をピックアップ!
そしてこちらが会場の様子。平日の夜だというのにかなりの人出で、外国人の方もみえているようです。
小江戸蔵里のように自動販売機ではないのですが、県内34の酒蔵がブースを出展しお猪口にお酒を振舞っているようですので、気になったところに入って飲んでみましょうか。
佐藤酒造店「越生梅林」(越生町)
まずは当サイトでも何回かご紹介してきた、越生町の佐藤酒造店へ。
口に含むと梅林の梅のように凛とした味を醸すことが特徴の「越生梅林」を生産されていますが、こちらの酒蔵には県内初の女性杜氏である佐藤麻里子氏もいらっしゃいます。(写真中央)
26歳にして社長のお父様とともに酒造りに勤しまれているということで、この日も精力的にブースに立たれていました。
今回は特別純米酒をいただきました。米の旨みと穏やかな吟醸香で豊かな味わいが特徴です。
これからも次世代を担う酒蔵として、同酒蔵には頑張ってほしいものです。
東亜酒造「晴菊」(羽生市)
お次は羽生市の東亜酒造。創業は江戸時代初期の1625年と、かなり歴史のある酒蔵のようです。
社長さんの豪快な振る舞いっぷりが見ていて清々しいですね〜。
同酒蔵が展開する上撰晴菊は、地元羽生市で生産された埼玉名産のお米「彩のかがやき」を100%使用。
ピンからキリまで地域のお米にこだわった同酒は、柔らかでこだわり抜いた味わい。
海外含め、県外の人に薦めたくなる一品ですね!
小江戸鏡山酒造「鏡山」川越市
続けてご紹介するのは、小江戸川越からやってきた小江戸鏡山酒造。
川越というと蔵の街並みから酒蔵も多いと思われますが、実は同酒蔵だけなんですよ!
しかも、同酒蔵の創業は2007年と最近なんです。もともと川越で作られていた鏡山を復活させようと、地元の醤油店が始めたんだそうですよ。
純米吟醸の鏡山をいただくと、凛としたキレのある後味で奥深い優雅な余韻に浸れます。
この新進気鋭の酒蔵も、目が離せないですね!
武甲酒造「武甲正宗」秩父市
秩父山脈の代表的な山である武甲山から名付けれた同酒蔵は、1753年に創業。
敷地内に平成の名水百選にもノミネートされている武甲山伏流水が湧き出ており、これを仕込み水とした武甲正宗は、秩父を代表する地酒となっています。
酸味が少なくほのかな甘みで、洋食などとの相性も良さそうですね。
埼玉大学ブランド酒「鳳翔閣」
なんでも、同大学もブランド酒を製造しているようですね。
その名も「鳳翔閣」。鳳翔閣というのは同大学の前身である埼玉師範学校の建物のことで、1959年に解体され一部がさいたま市立浦和博物館として現存してます。
もっというと、お隣浦和レッズのエンブレムの上にある建物といえば、わかりやすいかな。
そんな同大学が県や地元蔵元などと共同で、2011年から製造しているのがこの鳳翔閣。
少々酸味が効いた味が特徴で、辛口が好きな人にはオススメかな。
同大学の生協で購入できるようですので、気になる方はぜひ!
この他にも多くの酒蔵が出展し、様々な味を楽しむことができました。
地酒王国埼玉へおいでませ!
ミス日本酒もご来場
どうやら会場の皆様で乾杯を行うようですね。
会場には、日本酒の魅力をアピールするアンバサダー「ミス日本酒」でグランプリを獲得した須藤亜紗実さん(中央)を始め、準グランプリのお二方もゲストとしていらっしゃり、会場に華を添えていました。
お忙しい中、本当にありがとうございます。
会場のみんなで乾杯!
そして皆様で乾杯!
会場も大盛り上がりとなりました。
そんなわけで、先日開催された埼玉酒蔵大試飲会のご紹介でした。
市町村の数も多い分、各地に酒蔵もある埼玉。小江戸蔵里だったり何かの機会で飲んでみたらハマること間違いなしです。
ベスト3入りは決して平坦な道のりではありませんが、各地の酒蔵の特色を十二分に活かしていけば難しいことではないのでしょう。
ぜひ、皆様も埼玉の地酒で乾杯を!