企画展示「北京+25~第4回世界女性会議(北京会議)から25年~」

同館では企画展示も実施しており、来年4/22(木)まで企画展示「北京+25~第4回世界女性会議(北京会議)から25年~」が開催されている。

25年前の1995年に中国・北京において世界第4回女性会議(北京会議)が行われた。同会議では女性のエンパワーメントに関する行動綱領が採択され、国内においても男女雇用機会均等法にセクハラに関する条項などが加えられた。しかしながら四半世紀経ちながらも依然として男女差が強い現代社会において、これまでの25年の歩みを振り返り男女共同参画社会に関する課題解決について考える機会とした。

当時米国のファーストレディーだったヒラリー・クリントン氏が講演を行なった

同会議のポスターをはじめ当時の新聞記事の紹介や日本各地における当時の女性教育の取り組み、実際に現地で披露された紙芝居「ゆう子さんからの手紙」などが紹介されている。

今となっては学校において家庭科教育が男女問わず実施されているが、当時はやっと実施されるようになった段階でまだ制度上では男女差を感じさせるものが数多くあった。「男は仕事、女は家庭」という高度経済成長期の考えがまだ色濃く残っていた時代での事物は今を生きる我々にどう写ることだろか。

女性への暴力を禁じるパープルリボン運動

女性と男性という生物学的な性(セックス)はもちろん、LGBTに代表されるように近年では社会的な性(ジェンダー)という概念も広まってきており、性の多様性は年々広がりを見せている。

そのような中でも同施設は、今もこれからも男女共同参画社会の実現に向けて各種啓発活動に取り組んでいく。

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スポット紹介

国立女性教育会館(ヌエック)

  • 住所:埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
  • 電話番号:0493-62-6723
  • 開館時間(女性教育情報センター):9:00〜17:00
  • 休館日:不定休 ※HP参照のこと

つづく

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