埼玉県内でも最も高齢化率の高い比企郡鳩山町の鳩山ニュータウン商店街を舞台に、アール・エフ・エー(東京都台東区、藤村眞樹子代表取締役)が1/14(土)・15(日)の2日間にわたり「商店街 視点探しゲーム」を開催する。(協力：鳩山町・鳩山商工会・合同会社別視点)
商店街の魅力再発見ウォーキングラリーとして開催され、経済産業省実施「がんばろう！商店街事業-第2弾-」補助事業を適用。地域内外の「視点」で地域の新たな魅力を見出していく。
幸せな街の商店街
県中央部に位置する人口13,233人の同町は、鉄道路線は通っていないものの東京へのベッドタウンとして発展。1970年代には鳩山ニュータウンも建造され、人口の約半数となる約3200世帯7000人が生活している。しかしながら、特に同ニュータウンにおいては住民の高齢化が顕著でおおよそ4割ほどが高齢者という。ピーク時よりも人口も減少傾向にあり、空き家の発生も課題となっている。
そのような中でも健康寿命が長く、大東建託が2019〜2021年に調査実施した街の幸福度ランキングでは「日本一幸せな街」にも選ばれている。
同商店街は自然豊かな同ニュータウンの中央に位置する、地域に密着した商店街。美容室・理容室、気さくな酒屋、美味しい飲食店など、気軽に楽しめる商店が軒を連ねているのが特徴。周辺には同社が指定管理者となる鳩山町コミュニティ・マルシェ(同町松ヶ丘)も設けられ、同町への移住推進と起業支援および多世代交流を目的に稼働。館内ではまちおこしのカフェや地域の作家によるハンドメイド作品の販売なども行われている。
様々な「視点」で魅力発見
同イベントでは同ニュータウンの中でまち歩きをしながら、地域に散りばめられたさまざまな「視点」を集める。
参加者は受付となる同館でゲームブックとフォトフレームを受け取り、見つけた「視点」をフォトフレーム越しに撮影。受付でその写真を報告すると景品がもらえる(数量限定)。
子どもから大人までゲーム感覚で楽しめ、スタンプラリーの高い回遊性を有しつつ参加者自らが主体的に地域の魅力を発見・発表できる。参加者が楽しく主体的に動くことで地域への愛着が湧き、長期的な活性化が見込める。
地域住民が見つけた「内側」の視点と、独自の観点を持つマニアや専門家たやイベント参加者が見つけた「外側」の視点を掛け合わせることで、地域の新たな魅力の創出が期待される。
なお、会期中1/15(日)には同館でトークイベント(13:00～13:55)、および同館を起点としたニュータウンプチツアー(14:00～15:00)も開催される。
イベント詳細
◇鳩山ニュータウン商店街 魅力再発見「商店街視点探しゲーム」
- 開催日時：2023/1/14(土)・1/15(日) 10:00〜15:00
- 受付場所：〒350-0313 埼玉県比企郡鳩山町松ヶ丘1-2-4 鳩山町コミュニティ・マルシェ ※プチプラザ、ニュータウン中央商店会もサブ受付になる予定
- 問い合わせ先：049-272-7528(鳩山町コミュニティ・マルシェ)
