こんばんは。
大宮以外の埼玉・ときがわ町編第4回です。
いよいよお楽しみのグルメ回でございますよ〜!
築110年の古民家で食べるうどん
山登りはもうお腹いっぱい
堂平天文台・星と緑の創造センターでブルーベリードリンクと絶景を味わった私。
ここでランチにしてもいいんだけどもっと町の見所を発掘していかないとね、ということで、4回目にして初めてときがわ町の平野部に降りてきました。
2ヶ月連続だったし、山登りは当分なくていいかな…。
往年の趣そのままに
なにやら、地元の豪農の家のようですね。
こちらは古民家を移築してできた農山村体験交流施設「やすらぎの家」です。
総面積100坪の木造2階建のこの家は、1898(明治31)年に建てられた築110年の家。元は町内の別の地域に建っていた民家でしたが、寄贈を受けて交流施設として整備されました。
確かにその外装からも、往年の趣が感じられますね。
実際に中に入ってみると、太い柱に頭上を巡る頑丈とした梁と、現代ではなかなかお目にかかれない伝統的な工法で建てられていることがわかります。
手粉が化粧の今は昔の娘たち
そんな同施設には、食堂としての機能もあります。
お座敷席と土間のテーブル席から成る1Fで食事を提供しているようです。
同施設で提供しているのが、地域の代表食であるうどん!
季節によってメニューが変わりますが、もりやきのこ、天ぷらに肉汁といったうどんにおむすびなどのサブメニューを提供しています。
そんなうどんは地粉からこねて作っているのですが、このうどんを作っているのが手粉が化粧の今は昔の娘たち
ん?何か間の文字が気になるって?キニシナーイ。
甘いお汁で旨味充実!
数あるメニューの中から、今回は肉汁つけうどんを選択。
つけ汁には豚肉に焼きねぎが入っています。見ているだけでよだれが止まりません。
粉から作ったうどんをつけ汁につけて、早速いただきます!
麦の旨みが詰まった麺はもちろんだけど、一番おおっと驚いたのがその汁。
出汁とネギの甘みが上手く効いて、塩っぱいというよりも甘い味付けになっています。
これならお子様でも食べやすいかなという印象です。
汁につけたお肉の旨いこと旨いこと。
2階はギャラリースペース
ちなみに同施設は2階建なのですが、2階に伸びる階段を登ってみましょう。
2階はギャラリースペースになっており、定期的に展示物が変わるようです。
この日は藍染でできた服飾品の販売がなされていました。
ちなみに土間の部分は吹き抜けになっているのですが、よく見ると屋根裏に古いタンスや機織り機など、この家で昔使われていたと思われる古道具も見られます。
そんなわけで、なんとなく懐かしい気分に浸れるやすらぎの家のご紹介でした。
名物の建具ここで買えます
受注生産も承ります
初回でもご紹介したように、ときがわ町の特産品の一つが1300年近い歴史を有するときがわ建具。
気になるけど、どこで買えばいいのやら。
やすらぎの家の向かいにある建具会館へぜひ足を運んでみてください。
こちらには、ときがわの匠がその腕を振るって生み出した建具や家具が展示・販売されています。それ以外に、工程で生じた端材が販売されているのも特徴です。
既製品の販売だけでなく、アドバイザーとの相談のもと受注生産も受け付けているということですので、ご利用シーンに合わせたものを作ってもらえそうです。(毎週土・日曜日 11:00~14:00)
休憩スペースとしても!
このほか、地元の農家が作った野菜の販売やドリンクを提供するちょっとした休憩スペースもある同施設。
おがくずでできた釣り堀には、木でできた魚たちが泳ぎます。(有料で持ち帰れるとのこと)
さあ、ランチも食べたことだし次のスポットに行こうか。
次回は明後日以降になりますが、どうかまたお付き合いいただけると幸いです。
つづく
施設紹介
◇やすらぎの家
- 住所:埼玉県比企郡ときがわ町大字西平720-1
- 電話番号:0493-67-0800
- 営業時間:10:00~16:00 (食事の提供 11:00~14:00)
- 定休日:毎週火曜日、年末年始、お盆休み
- 備考:うどん打ち体験あり(要予約)
◇建具会館
- 住所:埼玉県比企郡ときがわ町大字西平709-3
- 電話番号:0493-67-0049
- 営業時間:【4月~10月】 9:30~17:00 【11月~3月】10:00~16:30
- 定休日:年末年始