感染予防で地域福祉継続 東松山市社協が寄付呼びかけ

東松山市社会福祉協議会(同市松本町、金子守会長、以下社協)が、「新型コロナウイルス感染予防のための基金」を設立し市民からの寄付を受け付けている。

同ウイルス感染拡大が深刻化する中で、地域福祉活動継続へ向けて活動時の感染対策に充てる。

新型コロナウイルス感染予防のための基金に関して

基金概要

同ウイルス感染症の流行を受け、同市社協が展開する地域福祉活動支援を目的に設置された同基金。

地域福祉活動は市民の社会参加や日常生活を送るための一助として重要な役割を果たしており、コロナ禍においても活動の継続が望まれる。

そのためにはマスクや消毒液などの衛生用品の確保といった感染対策が必要となるため、同基金をその購入費用に充てる。集まった寄付金と同額の資金を、今後同市社協より同基金へ支出する。

主な用途

同基金は、同市社協が展開する支え合いサポート事業とサロン活動での感染対策に充てられる。

このうち前者は、地域住民が日常生活を送る上で一時的に援助の必要な方の生活支援を行い、その謝礼を地域通貨として受け取る地域支え合いの仕組み。掃除や調理や草むしりなど利用者の生活支援が主な活動だが、マスク着用と手洗いは欠かせない。

マスクや消毒液は頻繁に使用するのでまとまった量が必要だが、利用者からは「是非また来てほしい」との声もある。

後者は、地域住民が気軽に集える場所をつくることを通じて、地域の仲間づくり・出会いの場づくり・健康づくりを行う活動。同市内各地で開催されている。

コロナ禍において活動休止・縮小を余儀なくされたサロンもあるが、現在活動を継続しているサロンも周囲に一人でも感染者が出たらと不安を抱えているという。それでも、地域住民のため頑張って活動を続けていきたいという思いも強い。

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寄付受付に関して

同基金への寄付は任意額から可能で、窓口・振込・自宅訪問(同市内のみ)にて受け付ける。

窓口は市民福祉センター(同市松山)と総合福祉エリア(同市松本町)はじめ各地区地域福祉コーディネーターとなる。

郵便局から振り込む場合は寄付金募集案内の振込用紙を使用し、銀行振込の場合は同市社協に問い合わせて振込書を受領する。

なお寄付により、個人は確定申告の際に税の還付を受けることができる。また、法人の場合
は法人税の減免や寄付金額を損金算入できる。

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基金・寄付に関する問い合わせ先

東松山市社会福祉協議会

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