先日7日に政府から緊急事態宣言がなされた埼玉においては、店舗や施設の営業自粛が相次いでいる。
市民生活においても外出自粛が引き続き求められており、なかなか外に出られずストレスが溜まっているという人も多いことだろう。
そんな中、西区にある大宮花の丘農林公苑ではチューリップの花が見ごろを迎えている。
天候などにより開花状況は常に変動しますので、予めご了承下さい。
色とりどりのチューリップ
1週間以上も早咲き
3.3haと広大な花畑が広がる同園。
春にはチューリップが、夏から秋にかけてはザルビアやマリーゴールド、秋にはコスモスと四季折々の花が植えられる。
先日の訪問時には、花畑に植えられたチューリップが綺麗な花を咲かせていた。
例年チューリップの開花は4/10頃とされているが、今月に入った頃にはすでに咲き始めていたということだ。
正確な株数を数えるのは不可能だが、これらたくさん植えられた花々の維持管理は同園職員をはじめ市民ボランティアの皆様の手によって行われている。
だいぶ葉桜になってきてはいるが、桜の木との共演がまた春らしい。
遠目に見ると・・・
敷地内のいたるところにチューリップが植えられている同園。
赤白黄色と色とりどりの花を咲かせるチューリップが色ごとに区画を区切って植えられている。
それゆえ遠目から見ると、まるでカラフルなパッチワークのように見えてくる。
パッチワークの丘というと北海道の光景を想像するが、大宮にもこのような見ていて楽しい光景が見られるのだ。
特徴的な人形
ところで同園というと、上の画像の手前にあるような人形がいたるところに置いてある。
植物を扱う施設らしく植木鉢を用いてつくっったものだが、景色に見事にマッチしている。
大宮駅の一角にも同園のPRのためにこの人形が置かれているため、知っているという人は多いかもしれない。
チューリップ以外も見頃
同園北側の芝桜
チューリップ以外にも同園では季節の花が見ごろを迎えている。
その一つが同園北側に植えられた芝桜。
秩父の羊山公園よろしく、大地をピンクに染めている。
その本家・羊山公園では、来週4/17から始まる予定だった芝桜まつりが新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止になってしまった。しかし同園では見ることができるので、同祭に行く予定だった人には朗報だ。
その他見頃な花々
他にも同園内にはムスカリやネモフィラと季節の花が見ごろを迎えている。
残念ながら、花の食品館など新型コロナウイルスの影響で同園内でも閉鎖された施設もある。
それでも敷地の大部分を占める花畑は、現段階では自由に出入りできる。花畑以外にも子どもと一緒に遊べる広場や遊具も存在する。
散歩程度の外出は認められているだけに、気分転換に出かけてみてはどうだろう。