銀行・支援者で伴走支援 むさしの未来パートナーズ「IBUSHIGIN」好評

武蔵野銀行(大宮区桜木町、長堀和正頭取)100%出資の地域商社・むさしの未来パートナーズ(同、草生一英代表取締役)が先月より展開する、購入型クラウドファンディング「IBUSHIGIN」が好評だ。

非金融の立場から支援者と共に地域課題の解決にあたり、事業者の想いに応える。

持続的発展で地域No.1へ

同行では、2013年より長期ビジョン「MVP~Musashino Value-making Plan」を提唱。地域共存・顧客尊重という経営理念のもと、全行員が力を合わせ地域に新たな価値を創造する「地域No.1銀行」へ、地域の持続的発展と顧客満足を検討・推進してきた。

その過程で、同行創業70周年を迎えた今年6月に地域商社たる同社を設立。様々な事業者・個人との取引実績のある同行グループ会社として、県内の事業者と個人の方をつなぐ仕組みをつくりたいと考え、10/17より同サービスを開始した。

「非金融の立場から『地域が掲げる課題を地域の中で解決する仕組み』を創りたいと考えています」と同社。

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「意志」に応える「ぶぎん」

サービス名である「IBUSHIGIN(いぶしぎん)」は事業者の魅力ある商品・サービスをいぶし銀になぞらえ、事業者の意志(いし)を武蔵野銀行(ぶぎん)が一緒に応援するといった意味も持つ。

先月より始動した同サービスでは、魔女のコッペンパ(見沼区南中丸)やきぬのいえ(大里郡寄居町寄居)など県内の事業者がプロジェクトを展開。各自のアイディアや協業を生かした新商品・サービス実現に向けて、寄付を募っている。

支援者に対しては御礼の品も用意されており、自らが実現に貢献した商品・サービスを実際に体験できる。

事業者と伴走支援しながら一緒にクラウドファンディングを盛り上げていきたいと同社も意気込む。

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一緒に作り上げる良き相談相手

実際の事業者(出品者)からは、膝を突き合わせながら一緒にプロジェクトを作り上げていくため良い相談相手となっていると反応を得ているという。支援者にとっても、県内事業者を知る好機となっている。

同サービス以外にも、同社ではアクティブシニアに向けた有料会員制サービス「彩・発見」を展開。県内の魅力ある商品・サービスについて特典などを受けることができる。

そうした商品・サービスを扱う事業者の想い・熱意を伝えていくのが同サービスだが、それを広めるのも大きな役割となっている。

「一緒に『IBUSHIGIN』を大きく育てていただきたいと思います。これから皆さまよろしくお願いします」と同社。

サービスに関する問い合わせ先

むさしの未来パートナーズ株式会社

  • 電話:048-641-8150(9:00〜17:00 ※年末年始、土日祝日除く)
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