さいたま商工会議所(浦和区高砂、池田一義会頭)は、クラウドファンディングサイトReadyForにおいて「#みらい飯さいたま2」を7/15(木)23:00まで展開している。
さいたま市内に本拠を置くJリーグクラブと連携し、ホームタウンとなる地域飲食店への支援を呼びかける。
企画概要
新型コロナウイルスの感染拡大や外出自粛要請と飲食店への短縮営業・休業要請により、地域の飲食店は売上の激減の中で人件費や家賃といった固定費の継続発生や資金繰りへの不安といった問題を抱えている。
そのような地域飲食店の問題解決や利用促進による地域活性化策として、「みらい飯」と銘打たれたクラウドファンディングプロジェクトが全国で行われている。一般市民から広く金銭的支援を募り、地域飲食店への支援や支援者へのプレミアム付き食事券配布に充てる。
同会議所でも昨年6月に第1弾として#みらい飯さいたまを実施し、目標を大きく上回る1139万5000円の支援を集めた。
市域全体で100以上の店舗が参加し、集まった支援金は各店舗の支援などに充てられた。
#みらい飯さいたま2について
Jリーグクラブと連携で支援
コロナ禍長期化による緊急事態宣言やまん延防止措置が取られる状況で、6/1より第2弾の支援受付が始まっている。支援受付は7/15(木)23:00まで。
2回目となる同企画においては、各行政区ごとに市内に本拠を置くJリーグクラブと連携し支援や広報に努める。
- みらい飯さいたま×大宮アルディージャ:西区・北区・大宮区・見沼区・岩槻区
- みらい飯さいたま×浦和レッズ:中央区・桜区・浦和区・南区・緑区
開始1週間でいずれも第一目標となる30万円を超え、次なる目標として1500万円を目指して支援を募ってる。
支援メニュー紹介
支援金の募集メニューとして、店舗指定型と地域応援型の2つが存在する。各メニューとも3000円より支援可能(最大10万円)
このうち前者は支援者が指定した参加店舗で使える「お食事券」を購入する形式。同券は支援金額に10%のプレミアムを付けた額面となる。8月上旬に発行され、来年1/31(月)まで対象店舗で使用できる。1つの店舗指定で指定できる店舗は1店舗ゆえ、同じ金額で複数店舗へまとめて応援することはできない。
後者は商工会議所が取りまとめる参加店舗全体に支援する形式。支援者への返礼品等はないものの寄せられた支援金は参加店舗へ均等に届けられる。
なお、同企画の支援にあたっては寄附控除を受けることはできない。
参加店舗の募集(6/14締切)
全行政区合わせて65店舗が参加中だが、6/14(月)まで各地域の店舗の参加も受け付けている。
同会議所の会員ではない店舗も参加できるが、会員店舗はクラウドファンディングの手数料と支援者への食事券プレミアム分を同会議所が負担するのに対し、非会員店舗はクラウドファンディングの手数料のみ同会議所負担となりプレミアム分は自店舗負担。
参加にあたっての費用は無料で、参加申込書に必要事項を記載の上でFAXもしくはEメールで申し込みこと。
企画に関する問い合わせ先
◇さいたま商工会議所 まちづくり支援課
- 電話:048-641-0084
- FAX:048-643-2720
- メール:matidukuri@saitamacci.or.jp