春日部駅東口商店街の若手有志「粕壁商店街NEXT PROJECT」が、同市民による春日部No.1ラーメン店を決める春日部市内ラーメン王決定戦を8月末まで同会HP上で開催している。
様々な市民の声を集める企画だけに、地域で大きな反響を呼んでいる。
粕壁商店街NEXT PROJECTについて
埼玉県・春日部市・商工会議所・春日部駅東口商店会連合会により結成され、同商店街若手が中心となって運営する同会。
空き店舗解消を通じた地域商業活性化が目的の「空き店舗ゼロプロジェクト事業」が前身。
商店街内外の人材を巻き込みながら商店街の新たな運営体制構築の実現を目的に、創業支援など地域の新たな人材発掘や育成、遊休空間の活用やまちの回遊性を高めるソフト事業などを展開する。
ソフト事業の一環として、30代～40代の地域住民を対象としたフリーペーパー「NEXPRESS」を隔月発行。店舗紹介や地域で活躍する人物へのインタビューなどを載せている。
春日部市内ラーメン王決定戦について
企画概要
同紙と連携して企画された同企画では、市民から同市内で好きなラーメン店やその店の好きなメニュー、おすすめポイントをWEB上の投稿フォームで尋ねる。
同市内には多岐に亘るラーメン店があり、客が並ぶ店舗も沢山ある。そのような店舗に通う市民の声を集約することで既存のグルメ紹介サイト以上に踏み込んだ情報が集まると考えたのが実施の経緯になる。
見事No.1に輝いた店舗に対しては、受賞が一目で分り店舗に飾ってもらえるアイテム贈呈を検討している。
投票は8月末まで受け付ける。
地域からの反応
同紙発行直後だが、すでに100件近い投稿が集まっている。
投稿者各々がとても細かに店舗や好きなメニューの紹介を書いているため、とても良い滑り出しと同会も手応えを掴む。
同市内のラーメン店は醤油・豚骨・味噌・鶏白湯・二郎系など多岐に亘るジャンルを網羅しているだけでなく、最近では無化調など素材を大切にした店舗も増えつつある。オリジナリティを追求している店舗が多い点が魅力だと同会。
地域・読者へのメッセージ
30〜40代の地元ボランティアが中心となり運営される同会は、何か地域に恩返しと考えた際に「他の情報源とは重ならない」スタイルで各種活動を展開している。
地域に住まう一人ひとりが少しでも地域に向けて行動できれば、今以上に街が良くなると活動にも信念をかける。
今後は地元出身の著名人をフューチャーしながら、地域の店舗や情報をフリーペーパー・SNSなどで展開する基盤を盤石にして、より多くの方に「地元を好きになってもらう」きっかけを届けていきたいとしている。
「こちらの情報を拝見された方も簡単な所から行動してみては如何でしょうか」と同会。
