各区画で魅力「西発見」 第20回西区ふれあいまつり開催

さいたま市西区の文化や市民活動などを紹介する第20回西区ふれあいまつりが、11/12(土)に三橋総合公園多目的広場(西区三橋)にて3年ぶりに開催された。主催は同実行委員会と西区役所。

コロナ禍の中で感染対策を十分に行った開催となったが、地域の魅力を詰め参加者へ訴求した。

「地域の絆深まれば」

3年ぶりに開催された同イベントでは、感染症対策を念頭に出店テントを区画に分けてコンパクトながらもスペースに余裕を持たせた。中央のステージはじめ、水と緑と花・歴史と文化・お囃子体験など、来場客の属性に合わせて7区画を配置。地域の魅力を余すところなく紹介した。

同区内の地域企業からの賛同も多く集まったという。

コロナ禍で自治会活動にも制限がある中、持続可能な活動をどう推進するかが課題だ。それでも、地域に新たに流入する人口も多い。だからこそ「イベントを通して地域コミュニティの重要性を訴えたい」と運営にあたる同区コミュニティ課。

開催にあたり神田正一区長も「西区の魅力『西発見』で地域の絆が深まれば」と挨拶した。

子どもに人気「さがみん☆」

会場には同区佐知川上の公式キャラクター「さがみん☆」が登場。

地域の子どもが描いたイラストが元で、腹部に同区文化のお囃子の太鼓をあしらったのが特徴。子どもに人気でスタッフも写真撮影に精を出す。

ラジオ体操やごみゼロキャンペーンと地域のいたるところに出没。子どもたちの笑顔のためイベントや祭事への出張出演も受け付けている。

老若男女で体験興じる

会場南側のこども・あそびゾーンでは、地域の青少年育成団体やPTA協議会など、市民団体が昔遊びや創作体験を提供。グラスエッチングは、子ども連れの親子を中心に長蛇の列ができる人気。談笑したりしながら遊びや体験に興じる親子や、子どもに負けじと昔遊びに躍起になる大人も多く見られた。

指扇ジュニアリーダークラブの一員で運営に参加した中学1年生の女子は、「みんながワクワクしていてうれしい」と、確かな手応え。学校でも家庭でもない第三の居場所で、社会生活における人との関わり方を体得できる活動にやりがいを見出す。

西区老人クラブ連合会も久々に参加し、けん玉など昔遊びを提供。定年後も働く高齢者層が増えてきて後継者確保も課題の中、楽しい老後に向けてグランドゴルフなど地域の高齢者同士の交流を促進している。また「若いママに代わって子育てをサポートできれば」と地域での多世代交流にも意欲。

「小さなところから興味を」

会場北側にはお囃子体験ゾーンを配置。同区には15の囃子連が活動しているが、中柳囃子連と高木阿弥陀寺囃子連が出展。囃子のリズムで太鼓を叩く体験を提供した。子ども連れを中心に多くの来場者が体験し、地域の伝統文化への興味・理解を深めた。

「小さなところから興味を持ってもらえれば」と、さいたま市大宮郷土芸能保存会の永村芳夫副会長も期待をかける。

各囃子連も地域の祭事や西楽園での舞台発表などに向けて日夜練習に励んでいる。活動に興味を持ち参加したいという若年層も特に小学生では多い。それより上の世代だと塾などと重なることもあるが、年齢を経て親になったタイミングで子どもを参加させるという機会もある。また、中高年層での参加も増加傾向。

ふれあいの場は日本の伝統文化のルーツであるが、囃子については太鼓があれば手軽に演奏ができ流行り廃りもない。「お祭りなどリアルな場での演奏にこそ意義がある」と今後の活動にも意欲。

このほか農・特産物ゾーンには地域の企業・事業者が各自で手がける商品などを販売。喜多山製菓(西区内野本郷、片岡誠一代表取締役)は自社製造の煎餅類を販売したが、「前回より多く商品を用意したが、今までにない勢いで売れている」と売上も好調。

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