JR川越線日進駅南口の日進七夕通り周辺で営業する商店や事業者など52名で構成されるきらら商店街振興組合(さいたま市北区日進町、石川忠久理事長)が、同組合公式キャラクターの愛称を1/22(日)まで募集している。
新春セールも始まっており、地域の商工業活性化へ勢いに乗っている。
星をモチーフにした新キャラクター
今回の企画は地域により親しまれる商店街を目指し、中小企業庁「がんばろう!商店街」採択のもとで実施。地域にもゆかりがある漫画家のあらい太朗氏がデザインし、愛称を一般より公募する。
1/9に行われタレントの村田綾氏と出演した企画告知ライブ配信で、あらい氏はデザインの裏話などを説明。商店街の名前がきらら商店街ということで星をモチーフにし、マフラーは星の流れをイメージした。体色は笹をイメージした緑色で、ヒーローのような出で立ちになっている。同キャラクターの周りにも星が集まり、星の中の星となっている。
「人々に夢を与えられるようなキャラクターになれれば」と同氏。
名称応募は1/22まで専用フォームにて受け付け、同組合で選定。決まった愛称については1/29(日)19:00よりYoutubeなどでのライブ配信で発表する。すでに多くの愛称も集まっているという。
新春セールもスタート
同企画と合わせて、1/9から1/15(日)までの期間に同組合店舗で新春セールも開催。対象店舗で1,000円以上購入で1回、三角くじを引くことができる。特別賞の現金1,000円をはじめ末吉は大箱ティッシュとハズレ無しになっている。
対象店舗は同組合商業部に属する▽ワカキ洋品店▽青木商店▽伊勢屋▽峰岸生花店▽そば処三幸▽和生菓子豆の木▽中華料理六長軒▽レディースファッションエビスヤ▽レディスショップマルヤス。
最終日1/15には先着100名で氷川神社(同市大宮区高鼻町)までのふれあいウォーキングも開催され、対象店舗で参加申込を受け付けている。参加者全員に豚汁の提供と大抽選会が行われ、保険料として300円。
「日進も日進で頑張りたい」
同キャラクターについては今後加盟店に貼り出すポスターや着ぐるみへの採用も検討されている。
大型スーパーなどの出店で特に若年層の商店街利用が落ち込んでいるが、「(組合として)何かやらないと忘れられてしまうし、自分たちも忘れてしまう」と加盟店の青木商店。キャッシュレス決済への対応として同組合加盟店でもPayPayを導入、利便性向上に応えるとともに地域色を出している。
地域も整備されつつあるが、各加盟店にとっては後継者確保が課題になっている。それでも「日進も日進として頑張っていきたい」と同店。
企画に関する問い合わせ先
- 電話:048-663-1815