成人式発祥の地・蕨 その2 成人式発祥の碑も 蕨城址公園・和樂備神社

お世話になっております。

昨日は突然連載を中断して、本当にすみませんでした…。

 

今日からはおとといの続きで、日本で一番小さな市、そして成人式の発祥の地である蕨の紹介です。

自転車を借りて最初に向かった場所をご紹介いたします。

 

 

※自転車借りたのは川口でです

蕨駅近くの自転車屋さんで

前回もお話ししたように、蕨駅東口を出るとすぐ川口市になってしまいますが、駅近くの自転車屋さん「よろずやサイクル」様へ足を運びました。

街めぐりに欠かせないのが、自転車。

こちらのお店では1日500円で自転車を借りることができます。

お店の営業時間内に返しに行く感じです。

 

ちなみに、店主様は浦和のサポーターでいらっしゃり、補強話で盛り上がっちゃいましたね。

 

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お店紹介

◇よろず屋サイクル

  • 住所:埼玉県川口市芝新町4-20須賀第2ビル1F

  • 電話番号:048-486-9793
  • 営業時間:10:00~19:00 ※季節により変更があります
  • 定休日:原則第3、4火曜日 ※季節により変更があります

 

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陸橋を渡ればそこは蕨

そんなわけで、駅を出るとすぐ蕨から川口になってしまうのですが、

駅の北側、JR線を横断する陸橋を渡れば、すぐ蕨市に戻ることができます。

ほんと、よくこんなところに「蕨駅」なんて作ったもんだよ…

 

 

実はお城もあった蕨

駅から旧中山道方面へ

今でこそ蕨駅周辺が栄えている印象ですが、もともとは市の西側、旧中山道が通っていたあたりが栄えていた蕨。

その名残か、市役所も市の西側にあります。

と、いうことで、当時の面影を残す場所を探しに、市の西側を目指します。

上尾の時はバスだったけど、自転車だと移動がしやすくて本当に助かりますね。

 

公園につながる通りへ

すると、呉服店のところで右折ができる。

右折してみると、そこは城址公園通りという通りでした。

へえ~、城址ということは蕨にもお城があったんだな!

通りをまっすぐ進んでいくと、

最初の目的地である、蕨城址公園に着きました!

 

江戸時代にはすでに廃城に

城址ということは城の跡。

その昔は立派なお城があったことでしょうが、今はないということです。

入口のところに詳細な説明がありました。

もともとは今から約750年ほど前の南北朝時代に渋川義行によって建てられた、平屋型のお城でした。

それから世の中は戦国時代に突入することになり、しばしば有事の際の拠点となったようですが、1524年に北条氏綱によって破壊されました。

 

その後廃城となりしばらく放置されていた蕨城ですが、江戸時代になると将軍家の鷹狩の御殿として再利用されたといいます。

御殿は取り壊されてはしまいましたが、由緒ある史跡として県の指定旧跡にも登録されているというわけです。

 

聖地には聖地らしく

中に入ってみると、おやおや何か石碑が見えてきますね。

こんな石碑

なんか、青春についてアツく書かれていますね…

一体なんだろう、この森田健作感は

その隣には、こんな裸婦像が

その名もずばり、成年式発祥の地!!

 

小さな町の行事が全国レベルに

タイトルにもあるように、成人式発祥の地であるここ蕨市。

終戦間もない1946年11月に開催された青年祭が現在の成人式のルーツになっているといいます。

次世代を担う若い世代に希望を持たせようということで、当時の蕨町の青年団が主催となって、町内の小学校の校庭で開催したということです。

この青年祭に影響を受けた政府も、3年後の1949年から成人の日を定め、全国的にこの日に成人式が開かれるようになったというわけです。

 

なお、多くの市町村では成人式と言っていますが、蕨では今も「成年式」の呼び方を貫いているということです。

この成年式発祥の地の銅像は1979年に、市制施行20周年及び成人の日制定30周年を記念して建てられたそうですよ。

 

お堀の跡が残る園内

成人式の話はこれくらいにして、園内の紹介に移ります。

こんな風に広々とした園内。

奥に見えるのは、蕨市民会館です。

 

園内には大きな池がありますが、これはもともとは蕨城のお堀だったということです。

また、本丸の跡には蕨城址の石碑も建っています。

ここにお城がねぇ…

 

 

すぐ隣にある神社

蕨城の守り神

公園を回っていると、なんか下に続く道があるぞ

そこを下ると、これまた大きな池が。

これも蕨城のお堀だったようです。

そして、こんな神社も発見!

その名も、和樂備神社

蕨城址の隣にあり、さながらお城の守り神のようですね。

 

一文字じゃさびしいから…

神社の創建についてはいろいろ説があるようですが、江戸時代に蕨宿が発展すると、町の鎮守として機能していたということです。

その後、明治時代の末期に周囲の神社を合併して、現在の和樂備神社ができましたが、その際地名の「蕨」一文字じゃさびしいということで、万葉仮名から和樂備神社とした、とのことです。

そんなんでいいんかい…。

 

今では、市を代表する総鎮守となっています。

迫力ある神輿殿

境内にある神輿殿。

夏祭りに使うお神輿が置かれていますが、このようにガラス張りになっています。

おお、迫力あるぜ。

夏になると、ここが開いてこのお神輿が街を練り歩くんだろうな。

多くの参拝客を集める本殿

そして、こちらが本殿です!

 

まだまだ初詣シーズンということで、次々と参拝客の方が見えますね。

私もお参りしてきましたよ。

以上、蕨城址と和樂備神社の紹介でした

さあ、中山道方面に進んでいくぞ!

 

次回も絶対見てくれよな!

 

つづく

 

 

施設紹介

◇蕨城址公園

  • 住所:埼玉県蕨市中央4-21

 

和樂備神社

  • 住所:埼玉県蕨市中央4丁目20-9
  • 電話番号:048-431-2549 (電話受付時間 9:30~16:30)
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