春日部にプラスワン その5 ランチで城攻め!?海鮮割烹魚元

古利根川沿いに進み、春日部市牛島地区へと至った。

同地区でランチをとった海鮮割烹魚元を紹介し、連載を締める。

魚屋が始めた割烹料理店

バス送迎にも対応

同地区の玄関口たる東武野田線藤の牛島駅隣に位置する同店。

開店の経緯は後述するが、新鮮な魚介類を用いた割烹懐石料理がメインとなる。

130席の収容力のもと一人から宴会利用まで対応し、同市内はもちろん地域外からの来店も多い。

今時の飲食店としては珍しく送迎バスも所有しており、10人以上の利用であれば無料で送迎を行う。法事などでの利用も多いようだ。

鮮魚店から方針転換

老舗かと思いきや、今の形態での営業はここ15年程度の歴史である。

実は同店、以前は鮮魚店として営業していた。

それが現在の代表へと代替わりした際にスーパーマーケットなどの台頭で鮮魚店一本での営業に不安があったということで、割烹料理店への移行を決めたという。

現代表も結婚式場や料理店で5年ほど修行した上で飲食店経営のノウハウを習得し、元からあった鮮魚の仕入ルートを生かした同店開店へと至ったというわけだ。

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ランチが詰まった玉手箱

15食限定の玉手箱御膳

藤の花御膳や寿司御膳など、2,000円程度の御前が中心の同店のランチメニュー。いずれの御膳も提供数が決まっていて、プレミア感がある。

その中でも今回は人気の玉手箱御膳(税抜¥1,500)を注文した。こちらは1日15食限定だ。

ご飯に味噌汁、天ぷらに茶碗蒸しにお造りなどと至れり尽くせりなのだが、その名の通り玉手箱や城の天守閣が出てくるのが気になる。

一体何が入っているのだろうと、考えるだけでワクワクしてくる。

三段詰まったランチ城

早速気になる城を「落城」させよう。

季節や仕入状況などにより中身は変わるが、城の二段目までは小鉢や焼魚が入っていた。

実に割烹料理店らしい。

最後の段にはビーフシチュー。

こどもの利用も考えてのことだろうが、肉料理も含まれているのはうれしい。

「落城」させつつ美味しい料理をつまめて、こんなにも楽しいランチはない。

自慢の海鮮お造り

そして玉手箱の中はというと、同店自慢のお造りだ。

鮮魚店以来の仕入ルートを生かした新鮮な食材は、刺身にするとまた美味しい。

締めにはデザートとコーヒーもつく。

暑い中長時間移動していたが、さっぱりとした気分で帰路につけそうだ。

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