2023年が始動し、埼玉県内の小売店でも初売り商戦の幕が上がった。
大宮駅西口のそごう大宮店(さいたま市大宮区桜木町)においても、元旦朝の開店から初売りがスタート。多数の福袋を用意し、新年の来店客を出迎えた。
七福神がお出迎え
同駅直結の店舗入口には、10時の開店前に福袋を目当てに多くのお客様が並んだ。
先頭に並んだ男性は、紳士向けの福袋の購入のため新座市から子どもを連れ7時頃より並んでいたという。「今年は健康な1年にしたい」と抱負。
縁起のいい七福神に扮した店舗社員が、初売りを待つ客を出迎えた。
このうち、商売繁盛の神・大黒天に扮した池谷俊彦店長はコロナ禍で厳しい状況下での利用に感謝を述べ、「好天で新年を迎えられて良かった」と挨拶。七福神はじめ店舗スタッフも店頭に立ち、先行して福袋売り場へ移動する客にチラシを渡すなどした。
服飾品から体験型まで福袋幅広く
手に取りお目当てを
同店では服飾品をはじめ食品や雑貨など多数の福袋を毎年の初売り商戦に揃える。特に雑貨系の福袋が毎年人気で、地下1階食品売り場で売られる食品福袋も好評。
3階に設けられた福袋センターでは、ハンカチや靴下などの洋品小物はじめ、パジャマやワイシャツと服飾品・雑貨系の福袋が多く並べられた。先行して入店した来店客も一つ一つ手に取り、お目当ての商品を探す。販売員もおすすめの商品を提案するなど、明るい接客で新年の売り場を活気付けた。
10時の開店と同時に、同売り場でも会計を開始。会計レジの列には多くの福袋を携えた来店客が列をなした。
同店周辺から来た男性はお目当ての肌着福袋など3万円分を購入。「実りある一年にできれば」と抱負を述べた。
抽選福袋でお得で楽しい体験を
同売り場では、抽選販売となる体験型福袋の受付も始まった。
数量限定の体験型福袋はいずれも2,023円で、マスコットとも写真が撮れるJ2・大宮アルディージャホーム開幕戦ペアチケット福袋や、プロ野球・埼玉西武ライオンズの松井稼頭央新監督のノック体験と本拠地ベルーナドーム(所沢市上山口)のツアーなどが含まれた福袋、地酒「力士」を醸造する酒蔵・釜屋(加須市騎西)の見学福袋といったものを揃えた。
1/3まで抽選を受け付ける。
地域色生かした福袋も
地下1階の食品売り場はじめ各ショップにおいても独自の福袋が販売され、多くの来店客が買い求めた。
「力士」など地酒を詰め込んだ限定の福袋も販売されるなど、地域色を生かした商品も見られた。
コロナ禍が続いた昨年2022年は、全店舗として食品やインテリアなどイエナカ需要に対応した商品・サービスが好評だったという。
今年は人々の外出機会が増えることが予想される中、「お客様の行動変化に対応した商品とサービスを取り揃え、地域の人々の暮らしに役立っていきたい」と同店。
ギャラリー
催事に関する問い合わせ先
- 住所:〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2
- 電話番号(大代表):048-646-2111
- 営業時間:<全館>10:00~20:00 <9階レストラン街>11:00~22:00