こんばんは。
今日はいよいよクリスマスイブ。振替休日も重なって家族でお出かけという方も多いことでしょうね。
さて、こんな時期だからこそ当サイトからも強く呼びかけたいことが一つ。
献血にご協力を!
献血需要の増える冬
私も若干風邪気味なのですが、
気温が低くなってきたこの時期インフルエンザにかかってしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
今年は暖冬傾向でそこまで流行していない印象ですが、テレビや新聞を見ていると徐々に患者数が増えてきているようです。
そうなってくると足りなくなってくるのが、薬やワクチン、それに輸血用の血液。
私も意外でしたが、冬場はインフルエンザをはじめとした疾患の流行で輸血量が増えて血液が足りなくなるんですってね!
慢性不足の献血
しかし冬場に限った話ではないのですが、医療現場における輸血用の血液の需要は高まっていて1日に3000人が必要としているというデータもあります。
にも関わらず、献血者の数は減少傾向にあります。
2017年度は全国で前年比2.5%減の540万人が献血に協力してくださいましたが、ここ3年間で見ると5%近くも低下しているそうです。(日本赤十字社HP内資料より)
また、献血に協力してくださる方々を年代別に見てみると40代以上が6割以上を占めており、20代は15.6%、10代は5.5%に止まっているというのが現状です。
少子高齢化の時代だからこそ若者の献血を!
いうまでもなく少子高齢化が急速に進行している今の日本社会。
疾患だけでなく高齢者が増えてきていることでも献血の需要は高まっていますが、この傾向が続けば献血需要が高まっているにも関わらず献血者がいないといった事態が生じる可能性が高いです。
40代以上がボリュームゾーンであっても献血者自身も高齢化していきますからね。
血液は長期保存することができないため、医療現場に血液を安定供給するには血液を十分に確保しなければなりません。
そのためにも、特に若い世代の献血への協力が求められています。
クリスマス恒例の献血キャンペーン
彩の国けんけつ大使が集結
少々前置きが長くなりましたが、平成最後の天皇誕生日となった昨日12/23に大宮駅西口でクリスマス献血キャンペーンが開催されました。
このキャンペーンは献血自体の受付はもちろん、彩の国けんけつ大使に任命されているタレントやミュージシャンも参加してこの時期にこそ不可欠な献血をPRするというもの。
けんけつ大使に任命されているピーターパンJrやにゃんたぶぅ、友寄蓮さんらが駅構内に設けられたステージで歌やトークなどを繰り広げます。
動画はピーターパンJrのミニライブの模様。多くの見物客で賑わっておりました。
埼玉を沸かせた選手も登場!
また、今年は文字通り獅子奮迅の活躍で10年ぶりのリーグ優勝を勝ち取った埼玉西武ライオンズから、駒月仁人選手と中塚駿太投手も登場。
菊池雄星投手や炭谷銀次郎投手の移籍は痛いですが、内海投手も巨人から移籍してきたことだし来年こそ日本一を掴み取って欲しいですね!
その時間まではいられなかったのですが、同日14:30にはそんな両選手とライオンズのLを象ったポーズでの撮影タイムも設けられたそうで、ファンにはたまらないひと時だったことでしょうね〜。
今回は参加できませんが…
そして駅のエスカレーターを降りて西口ロータリーで今回の目玉となる献血を受け付けていました。
ロータリーの一角を貸し切っての開催で、多くの通行人が足を踏み入れているのが見て取れました。
私も参加したかったのですが、残念ながら先週ベトナムから帰国したばかりなので今回は辞退いたしました…。
※海外から帰国して4週間が経過していないと献血に参加することはできません。
色々偉そうに言っているくせに参加していないことはどういうことだと言われそうですが、来月にはこの縛りが解けるので以前も足を運んだ献血ルームに行ってみましょうか。
トホホホホホ…。
他にも、この場所で献血に参加していただいた方に向けて豪華賞品の当たるビンゴ大会も開催され、前記ライオンズ2選手のサイン入りボールなどを当てた方もいらっしゃるのだそうですよ。
人だからこそ贈ることができるもの
人だからできるプレゼント
今日はクリスマスイブということでお子様にプレゼントを運ぶサンタさんも大忙しなことでしょう。
プレゼント以外にもご家族やパートナーの方と素敵な思い出を作りに行く方も多いかもしれません。
ですが、今この瞬間にも輸血を必要としている人がこの世にたくさん存在していることも事実。
時代が時代なのか、自分も含めてどうも世の中自分さえ良ければそれでいいというような人が多くいるように感じられます。
あまりこういうことは言いたくないのですが、当サイトをご覧の方の中にも確実にいると思います。
血液は臓器などとは異なり人工的に作ることはできず、人からでないと作ることができません。
そして、その血液は必ずや困っている人の力になることができる。
だからこそ、献血というのは人だからこそできる、知らない誰かへの「プレゼント」なんだと思うのです。
ぜひ献血ルームへ!
献血キャンペーン自体は本日は開催していないのですが、大宮駅の西口には献血ルームもございます。
また、県内だと大宮以外にも川越や熊谷などにも献血ルームが開設されています。
他にもあなたの街に献血車が来ているかもしれません。
今からでも遅くはありません。どうかこんな聖なる日だからこそ、献血のこと考えてみませんか?
無理は承知ですがどうか私からもお願いです。
皆様のご協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。