こどもの居場所作り カイロスがさいたま市内で活動場所募集

さいたま市を中心に若者を対象にした居場所づくり活動を行う一般社団法人カイロス(さいたま市南区太田窪、西田真季子代表理事)が、新たに小学生を対象とした居場所つくりを始めるにあたり活動場所を募集している。

対象地域はさいたま市内全域で、有償・無償は問わない。

カイロスについて

法人概要

(同法人HPより)

2019年より活動する同法人。

大手新聞社で福祉・貧困問題を中心に取材してきた西田代表理事らによる任意団体から始まり、昨年10月より一般社団法人として活動している。

「決まったコースに導くのではなく、子ども・若者が自分らしい力をふさわしいタイミングで発揮するための『触媒』でありたい」という理念から、若者を対象にした居場所づくりを主な活動としている。

主な活動

同法人の主な活動は、16〜25歳の地域の若者の居場所づくり「だいち」。

学生ボランティアスタッフとの料理や食事やレクリエーションなどを通じて、進学や就労の相談・支援と共に若者自身が自分の力を発揮できる機会を提供し成長へとつなげていく。特に食事をした者には必ず自分で皿を洗ってもらうことで、各自の「できる」を信じて大切にしたいと想いをかける。

毎月第2・4土曜日に実施してきたが、緊急事態宣言下につき現在は休止中。

この他、高校中退や不登校で悩む若者やその支援に関するシンポジウムなども実施している。

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活動拠点の募集について

募集背景

同法人では来年度から、独立行政法人福祉医療機構による「子供の未来応援基金」の助成事業として、新たに小学生を対象とした居場所づくりを始める。

同法人はこれまでコープみらい浦和コーププラザ(さいたま市南区南本町)などで活動を実施してきた。

しかし新型コロナウイルスなどの影響でこれまで活動をしてきた場所で開催することが難しくなったことから、地域で空き家などの活動場所を新たに求めている。

募集にあたっての希望

利用するのは週1回で、有償、無償は問わない。有償の場合は月単位の借上げではなく、利用日数に応じた使用料を想定する。

希望条件は以下の通り。

  • さいたま市内(全域)
  • 調理ができる
  • 小学生が参加するため声などが響く可能性があり、それでも構わないという場所
  • 最高で15人ほどの子どもが参加するため、一定程度の広さがある
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物件貸出申出について

条件に合致し物件貸出を検討してもよいという場合は、以下記載事項を記したメールで県少子政策課宛へ連絡されたい。

【宛先】

埼玉県福祉部少子政策課こども応援ネットワーク埼玉

kodomoouen@pref.saitama.lg.jp

【記載事項】

  • 名前
  • 電話番号
  • 住所(番地はなくても可)
  • 間取り、広さ
  • 駐車可能台数
  • 賃料の有無(有料の場合は金額も記載)
  • その他の条件
  • 可能であれば外観および内観の写真
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