ユニークな生地・着け心地が自慢 縫製工房ki・yōがマスクの福袋販売中

緊急事態宣言も解除され新型コロナウイルス感染症もやや落ち着いてきたようだが、依然として警戒すべき状況が続く。

感染予防のためにも外に出るにはマスクが欠かせないが、縫製工房ki・yō(きよう、さいたま市大宮区寿能町)がマスクの福袋を販売している。

舞台衣装製作などを行う工房だけに、あまり出回っていないユニークな生地を用いて着け心地にもこだわった点が自慢だ。

縫製工房ki・yōとは

今年4月より稼働を始めた同工房。舞台衣装の製作をはじめ現場付きや補修・リメイク相談などを主な事業としている。

代表の井口さんはもともと衣装制作の仕事に携わってきたが、ご子息が県内の私立高校でマーチング部に所属していた関係で衣装作りで知り合った3人の仲間同士で設立に至った。

そのような経緯から、舞台衣装作りには特に力を入れている。

工房名のki・yōには「手先が器用と呼ばれるように」という思いが込められているということだ。

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同工房マスクの紹介

舞台興行減から製作へ

2.5次元と呼ばれる舞台作品が活況を呈していることで舞台衣装製作案件も多く舞い込んでいた同工房。

しかし同ウイルス感染症流行拡大の影響で、舞台興行は軒並み中止。立ち上がり間もない状態で早くも苦境に立たされた。

そんな中で同工房もマスクを製作するに至った。

持ち合いの生地を用いて作り100枚程度売れればという展望だったが、ちょうど3月ごろには全国的にマスクが品薄になったこともあり200以上を売り上げた。

生地もマスク目的で購入したものではなかったため1枚¥400に抑えることができ、リピート購買者も出るほど人気が出た。

マスクに込めたこだわり

マスク作りにあたって同工房でも様々こだわりを見せている。

その一つが生地で、舞台衣装製作という特殊な事業だからこそあまり市場に出回っていないユニークで見栄えの良い生地を採用している。そのデザイン性は女性はもちろん、大人の男性にも好評だ。

各マスクには上下がわかるようにという意味も込めて、同工房のロゴもあしらう。

サイズにもこだわり、どの程度のサイズであれば苦しくないかどうか各使用者の立場に立ち何枚も製作して改良を重ねている。

加えてマスクの裏地にはTシャツ素材を採用。当初はカーゼをつけていたが洗濯するごとに崩れてしまうのが問題だった。それをTシャツに変えてみたところ型崩れを抑えることに成功。着け心地も非常に良いと購入者からの評判も上々だ。

マスクの福袋について

そんな同工房では、マスクの福袋を1点あたり¥1,000(送料込)にて販売している。

手製の巾着袋に入れられた3枚セットのマスクは女性・キッズ・男性の各サイズ、もしくはこれら3サイズを1枚ずつセットにした親子セットとなる。数に限りがあるため無くなり次第販売は終了するが、色や柄は届いてからのお楽しみということだ。

支払いは、振込とPayPayに対応する。

購入するには同工房Instagramでのダイレクトメッセージか、メールアドレス宛に希望のサイズを伝えること。

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