提案書で海外商談挑む ジェトロ埼玉がオンラインワークショップ9月開催

貿易振興や開発途上国・地域に関する研究などを展開するジェトロ埼玉(日本貿易振興機構、大宮区桜木町)は、「先駆け!ジェトロ塾2021年度第9回」としてオンライン商談で実践的に使用できる提案書を作成する全3回のワークショップを、オンライン会議ツールZoomにて9月より開催する。

開催に先立ち、8/31(水)まで埼玉県内に事業所を有する企業・団体や個人を対象に参加者を募っている。

「先駆け!ジェトロ塾2021年度第9回」について

ワークショップ概要

コロナ禍で海外バイヤーとの商談がオンライン形式に切り替えられる中、限られた時間で画面越しに商品の魅力をいかに効率的・効果的に伝えるかが求められている。こうした背景を踏まえ、同ワークショップが企画された。

自社商品の強みを整理しターゲットとなる消費者を想定することで、より具体的な内容でバイヤーにアピールできる提案書作成のコツを学ぶ。数多くのオンライン商談に同席し提案書づくりの支援を行ってきたジェトロ新輸出大国コンソーシアムパートナーの相谷光則氏が講師を担当する。

「自社商品の強み・魅力は何か。それをいかに海外バイヤーに伝えるか。参加者同士の意見・情報交換を通じてこうした点を振り返り、オンライン商談で実践的に使用できる提案書づくりを学んでいただきたいと考えています」と同機構。

実施スケジュール

同ワークショップは以下の3日程で開催。

  • 1回目:2021/9/8(水) 14:00~16:00
  • 2回目:2021/9/22(水) 14:00~16:00
  • 3回目:2021/10/13(水) 14:00~16:00

1回目は「提案書づくりための素材準備」として、対象国やターゲット顧客を明確にして、伝える情報を整理する。

2回目は「魅せる提案書づくりのノウハウ」として伝え方のポイントを知るとともに、動画・SNS・HPなどツールの活用について学ぶ。

3回目は「海外バイヤーとの商談準備」ということで、バイヤーに何を伝え何を引き出すかを考えるとともに、実際に製作した提案書を発表する。

参加申込方法

同ワークショップの定員は15名で、参加対象者は以下の通り。

  • 埼玉県内に事業所を有する企業・団体、個人
  • 一般消費者向けの完成品を作っている企業(食品、デザイン・日用品など)
  • 海外バイヤーとの商談用に提案書を作りたい企業、すでにある提案書を改善したい企業
  • 上述の三日間すべてに参加し、提案書づくり等の課題に取り組める方

参加申込にあたっては、同機構に問い合わせのこと。(8/31まで)

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地域や事業者へのメッセージ

同機構が開設されまもなく2年になるが、県内企業が海外進出するにあたってはブランド力と発信力が課題という。商談の主戦場がオンラインになったことで、従来のリアル商談以上に海外バイヤーに対して即座に分かりやすく魅力を伝えることが求められている。
今回のワークショップのように、海外ビジネスに新たにチャレンジしようとする県内企業向けに「先駆け!ジェトロ塾」を月1~2回ペースで開催していくとともに、実践の場として、海外バイヤーとのオンライン商談会の機会も作っていくとしている。

「『コロナ禍だからこそ海外ビジネスにチャレンジしてみたい!』とお考えの県内事業者の皆様は、ぜひお気軽にジェトロ埼玉までお問合せください」と同機構。

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ワークショップに関する問い合わせ先

ジェトロ埼玉(担当:根本さん、許さん)

  • 住所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビルB1階
  • 電話番号:048-650-2522
  • メール:STM@jetro.go.jp
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