さいたま市最古のつけ麺店 創業36年変わらぬ味の宮原・丸長

久々に大宮地域のグルメ情報をお送りします。大宮で高崎線で一駅、宮原駅近くにあるつけ麺のお店・丸長にお邪魔してまいりました。

さいたま最古のつけ麺店

花咲く宮原駅

大宮から高崎線で一駅、さいたま市北区の宮原駅にやってまりました。

2017年度の1日の乗車人数は約23,000人と、快速列車の通過駅では同線内で最多を誇る同駅。周辺は商店街が形成され少し歩けば住宅街が広がっていますが、東西ある入口のうち今回は西口に降り立ちます。

その西口なのですが、ロータリーに咲く桜の花の綺麗なこと綺麗なこと!ロケ日は先日日曜日でしたが、早咲きの桜がちょうど見頃を迎えていました。

そしてその桜の周りには綺麗な花々が咲き誇ります。サイタマ・オレンジ・クラスタの皆様によって植えられている季節の花々。この場に降り立つといつも和やかな気分になります。

日々の活動、本当にありがとうございます。

駅から徒歩5分、線路沿いのお店

そして今回お目当てのお店は西口から線路沿いに歩いて5分ほどの場所にあるとのこと。うららかな春の日差しの中でお店目指して歩いてまいります。

そして駅から歩いて5分、こちらが今回お邪魔するラーメン店・丸長です。

こんなところにお店が!という感じで突如として現れる同店。なんとなく懐かしい感じの外観が印象的ですが、果たしてどのようなお店なのでしょうか。

由緒正しきのれん分け店

カウンター席とテーブル席から成る店内にはお昼時ということで4、5名ほどのお客が来店。男性お一人でいらっしゃる方もいれば、自転車でお子様連れでいらっしゃる方もいて、さながら街の中華屋さんといったところですね。

同店の源流は1948年に荻窪で創業した中華そば丸長。その丸長から丸信・栄龍軒・大勝軒が生まれていったのですが、宮原の同店は1982年に丸長からのれん分けをしてできたお店です。以来この場所で40年近く営業しています。

ちなみに県内には坂戸やふじみ野にものれん分け店があります。

大勝軒の兄弟ということで丸長でも古くからつけ麺が提供されていたのですが、実は大宮含めたさいたま市内でつけ麺を提供しているお店は同店が最古なのです。

誇りある味で勝負

そんな同店のお品書きなのですが、つけ麺(¥600)にラーメン(¥500)、チャーハン(¥700)にライス(¥200)にビール(¥500)といたってシンプル。

こういうお店だと味玉ラーメンですとか辛味ですとか多くの品目やトッピングを提供するところが多いのですが、同店はこのようなスタイルです。由緒ある丸長からのれん分けしたお店だからこそ、長く愛されてきた自分たちの味に誇りを持っていることの表れなのかもしれないですね。

ちなみに平日限定でまかないメニューからできたというつけ麺のつけ汁をスープにした、つけ風ラーメンという品目も提供しているということです。

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飽きの来ない昔ながらの味

うどんんじゃないよ、つけ麺だよ!

そんな同店のつけ麺、つけ汁はこんな感じ。汁と具を別に出すお店も多いですが、メンマに刻みチャーシューといった具はあらかじめつけ汁に入っています。

そしてこちらが麺。なのですが、まるでうどんと間違えるような風貌です。

色は白く平べったい感じの麺、そして上には刻み海苔。同じ小麦ですけどちゃんとつけ麺ですよ!

昔ながらの和風つけ麺

そんななかなか特徴的なつけ麺、早速いただいてまいります。

麺をつけ汁につけていただきます。鶏から出汁をとったというつけ汁は、醤油風味ながらも酸味が効いていて、サッパリ感と少し甘くも感じました。さながら昔ながらの和風つけ麺という味ですが、逆に魚介系が隆盛を極める現代においては貴重かもしれません。

麺の方もまさに見た目通りでうどんのようにつるっとのどごしが良いですし、もっちりしていて食べ応えがあります。

最後は割り汁で締めました。

昔ながらの味だからこそ飽きが来ず、それゆえ大人から子どもまで長く愛されているということが感じられました。お店の隣に駐車場もありますので、家族連れの方にもオススメのお店です。

みんなで味わいたくなる、そんなお店でした!

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お店紹介

◇丸長(まるちょう)

  • 住所:埼玉県さいたま市北区奈良町12-15
  • 電話番号:048-665-6751
  • 営業時間:11:00~14:30
  • 定休日:水曜日

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