新型コロナウイルスの感染拡大によりテイクアウト・デリバリー需要が高まっている。
そんな中フードデリバリーアプリ「Uber Eats」の大宮エリアにおいて、5/10よりFISH SAND DELIVERYが営業を開始している。
常設店で培った味やそれを元にしたヘルシーなメニューで、地域の消費者の注目を集めている。
開店の経緯
同店は東口・一番街商店街のカキ小屋首領マサオ(大宮区宮町)が手がけるデリバリー専門形態。
同ウイルス感染拡大によりデリバリー需要が高まる中、自店舗ではなくデリバリーに適した業態の開発に挑戦したいとという思いが芽生えたという。
加えてラサンテ(所沢市東所沢和田)が製造する無添加天然酵母のパン屋のバゲットを自店舗でも元々使用していたが、こちらのパンが好きでなにか商品化出来ないかと考え同店の展開へと至った。
なお、カキ小屋でも並行してテイクアウトの販売を実施している。
同店のここが自慢
その名の通り、魚をはじめとした魚介類を用いたサンド類などを展開する同店。
「サーモンフライとアボカドのタルタルサンド」や「デミグラス牡蠣フライサンド」などサンド類には前述の無添加天然酵母パンを使用。
風味が良くしっかりとした味わいと食感で、作り手自身も今まで食べてきたパンとの違いに驚いている。
使用する手作りソースやエッグフリーのタルタルも自家製だ。
「サーモンマリネのサラダボウル」などサラダ類に力を入れているのも大きな特徴。こちらも自家製の酵素ドレッシングで味付けし、健康にも考慮したメニューとなっている。
特に味わって欲しい推しメニュー
特に味わいたいのが、デミグラス牡蠣フライサンドや、女性に人気のアボカド&シュリンプサンド、たっぷり野菜が摂れるサラダボウルとのセットメニューだ。
このウチ牡蠣フライサンドについては、カキ小屋の味そのままにデミグラス・アボカドソースがかかる。天然酵母のパンと合わせて同店ならではの強いこだわりが感じられる。
奥には刻みキャベツやポテトサラダが詰まっており、野菜の摂取にも配慮しているようだ。
あまりカキフライをサンドにして食べるということは少ないかもしれないが、デリバリーならではのメニューといえよう。
お客からの声
オープンしてから1週間ほどではあるが、肉よりもヘルシーで健康的な海鮮のサンドなので特に女性客から反響が大きい。
野菜が一緒に摂れるのはうれしいという声も多いということだ。
健康に過ごす秘訣
同店に健康に過ごす秘訣を聞いた。
コロナ対策も含め、免疫力アップに注目されているのが腸活だ。
腸内環境を改善するには肉など消化に負担がかかるものを控え、野菜や適度な魚などを食べるのがお薦めということだ。
同店のサラダボウルの自家製酵素ドレッシングは、酵素がたくさん含まれる生野菜や果実のすりおろしがたくさん詰まっているため消化吸収もサポートしてくれる。
読者へのメッセージ
このコロナ禍の中、飲食店はかつてない苦境に追い込まれている。自粛による経済的ダメージ、またそれらにより失われる命は、コロナによる被害の何百倍とも言われている。
カキ小屋も先月の売上が8割減となり、このままでは営業を継続することが厳しい状況にあるという。そのためクラウドファンディングにも乗り出したほどだ。
もとより飲食店は食中毒対策で衛生面には特に気を使っているため「外食を控えるのではなく、各個人が健康管理を意識する方に目を向けて頂きたいと強く願います」と同店。
店舗紹介
◇FISH SAND DELIVERY(Uber Eats)
- 営業時間:11:00〜19:30
- 備考:Instagramあり
◇カキ小屋首領マサオ(店舗縮小営業中)
- 住所:埼玉県さいたま市大宮区宮町1-51 大宮みのやビル1F
- 店舗営業時間:17:00〜20:00 (ランチ時間帯はテイクアウト実施中)
- 定休日:日曜日