
レンタサイクルに乗り、いよいよ本格的に羽生の街をめぐって行こうと思います。
まず訪れたのがこのスポット。
ススキの実る利根川
今も残る台風の爪痕
羽生市民プラザで借りたレンタサイクルで街を北側へと走っていきます。
同施設から2〜3km北に行くと雄大な利根川にあたります。
ちょうど同市と群馬県館林市の間を流れており、この川を越えると上州です。近くには東武伊勢崎線の橋梁も見えます。
そんな川沿いのサイクリングロードを走り東に進行します。空も澄み切ったように青く気温も高すぎず低すぎず絶好のサイクリング日和です。
それでも土手の向こうに川に目をやると、ところどころ草木が茶色くなっている場所もあり土手にはどこからか流れ着いて来たと思われる人工物や木も多く見かけます。
やはりこれは先月埼玉を襲った台風19号によるものでしょう。同市も復興は進んでいるようですが、依然として大きな爪痕を残したのだと感じます。
青空に揺れるススキ
そんな川沿いを走っていると、東北自動車道にぶつかる付近で穂を垂れたススキがたくさん生えている場所があります。
夕方空が赤く染まった時に見るといいのでしょうが、このように澄み切った青空とのツーショットも秋の風情を感じさせてくれそうです。
こんな光景が見られるのも、あともう少しだろうか。
巨木もある境内
読み方にちょっと注意
東北道にあたったところで土手道を降りて平地へ。
するとこんな標識を発見。永明寺古墳とな?
こちらがその古墳があるという永明寺。真言宗豊山派に属する延命寺の末寺で、五台山薬師院と号します。
ちなみに読み方は「ようめいじ」になるので注意。
境内の模様
阿吽像が立つ真浄門を潜り境内へ。鐘を見るとここはお寺なのだなと感じさせられます。
境内で一際目を引くのはこちらの木。
樹齢500年ともされるイチョウの雌株で樹高は37.5m・目通りの周囲は4.85mでこれだけの巨木は珍しいと言われ、同市の天然記念物にも指定されています。
秋には沢山の銀杏を落としますが、これは参拝客が自由に持っていいのだそう。隆々とした幹には両手をつけ願いをかけるといいでしょう。