こんばんは。
少々間が空いてしまいましたが、大宮以外の埼玉・ふじみ野市編を再開しようと思います。
ゲシュタルト崩壊しそうな駅!?
今度は本当に降りてみました
前回の投稿でランチを取った後、上福岡駅から東上線に乗車した私。
やってきたのが、初回でもご紹介した富士見市にあるふじみ野駅。
間違って降りようとしてましたが、今回はちゃんとここが目的で降りたわけですからね!1993年に富士見市の新たな玄関として設けられた同駅。急行停車駅ということもあって、駅前にはビルやマンションも多く立ち並んでいます。
ロータリーには周囲の区画整理を記念して建てられたという彫刻類もあります。
所在地は富士見市ふじみ野
改めてふじみ野駅の所在地を見てみると、富士見市ふじみ野地区。
そしてすぐ歩くとふじみ野市。
なんか字面だけ見ていると、ゲシュタルト崩壊を招きそうですね…。
おお、大宮アルディージャのサッカースクールじゃないか!
もしお近くにお住いの方でご子息さんでサッカーをやりたいという子がいたら、ご検討されてみてはいかがでしょうかね?
歩けばすぐに隣の市
この辺りもレンタサイクルはなさそうなので、徒歩でテクテク。
駅の周りこそ富士見市ですが、10分も歩かないうちにふじみ野市へ逆戻り。
こりゃあ駅から市の名前にふじみ野をとってもおかしくないことはないのだな。
なので、ふじみ野駅がふじみ野市への最寄駅という説もあながち間違いではないのかなぁ…。
人口密度日本一だった町
ベットタウンとして急速発展
鉄道こそ通っていませんでしたが、ベッドタウンとして発展した大井町は人口密度が町として日本一高かった時期もあったほど人が住んでいたのだとか。
あまり書きたくはないのですが、ふじみ野市成立後の2006年に大井町時代からあったふじみ野市大井プールで女の子が排水溝に吸い込まれたことも大きなニュースになりましたね…。
登録有形文化財の旧役場
そんな旧大井町地域にある大井小学校。休日にも関わらず校門が開いていますが…。
なんと敷地内に国の登録有形文化財に指定されている旧大井村役場があるのです。
この旧庁舎は1937年に建てられたもの。シンプルで飾りの少ない、和洋折衷のスタイルが特徴的で、県内で現存する唯一の木造庁舎となっています。
1階を事務所に、2階を会議室に利用していた同庁舎は1970年代まで役場として利用されてきましたが、その後は大井小学校の特別教室などとして利用されてきて、2002年に地域の建造物の歴史を色濃く物語るものとして登録有形文化財に指定されました。
現在でもしっかりと整備されているようで、往年の輝きを今に伝えています。
スポット紹介
◇旧大井村役場
- 住所:埼玉県ふじみ野市苗間34-6
これからの季節に行きたい弁天の森
紅葉が楽しみな森
こちらは砂川掘に造成された大井弁天の森。
砂川掘に沿って桜が植えられており、春になるとそれはそれは綺麗な桜の花を咲かせるのだそうです。
この時はまだでしたが、これからは紅葉も綺麗なことでしょうね!
木々が心地よい武蔵野の自然林
そして砂川堀沿いに3.13haにも及ぶ貴重な武蔵野の自然林が残っており、特別緑地保全地区に指定されています。
そして自然林の中には遊歩道も整備されており、あたり一面を緑に覆われて自然を満喫できます。
木々のささやきの心地よいこと!
かつて存在した大井弁天
魚の姿は見えませんが、周辺の木々と相まって幻想的な雰囲気を醸し出します。
ここにはかつて大井弁天という弁天さまを奉った御籠堂(おろうどう)がありました。
その昔病で苦しんでいた娘を持つ与右衛門のもとに、この弁天さまが大井の里には病気に効く湧き水があると夢の中で伝え、その水を汲んで飲ませたところ娘の体が良くなったという言い伝えがあるのだとか。
そうした伝説をもとに江戸からも多くの人々が参詣に来たそうですが、次第に減少。
この地にあった御籠堂も老朽化で解体されました。
そのような歴史もあって、弁天の森という名前になっているのですね。
彫刻が楽しい対岸の公園
対岸には東原親水公園という公園があります。
公園とこの公園に続く通称なんぽの道は、さいたま景観賞も受賞しているのですよ。
肝心の公園内も、どんぐりをモチーフにした人など、少し変わった感じの彫刻がたくさんある楽しい公園となっています。
敷地自体も周りをマンションに囲まれている中でとても広く作られており、サッカーに興じる親子の姿も見られました。
さながら住宅地の中のオアシスのようですね。
さあ、ふじみ野市のご紹介は次回で最後。
次回も見てくれないと、暴れちゃうぞ!
つづく
スポット紹介
◇大井弁天の森
- 住所:埼玉県ふじみ野市大井694
◇東原親水公園
- 住所:埼玉県ふじみ野市大井2-13