お世話になっております。
明日はいよいよ待ちに待った大宮vs仙台の試合
ラスト3試合、いよいよ負けられないとともに、石井新監督の初陣でもあります
この試合、私も行く予定でしたが、ちといろいろあって行けなくなってしまいました…
その辺の事情はまた、後ほど…
5回にわたってお送りしてまいりました、大宮のお隣上尾市の紹介
本日が最終回でございます。
上尾駅東口にあるおせんべい屋さん
シャトルバスで上尾駅へ
いや~、しかしあげお産業祭は見どころたっぷりだったなぁ
とても一日じゃめぐりきれないくらいだよ!
また来年も行ってみたいな
そんなことを思いながら、またまた駅の方向へ向かいました
駅へは無料のシャトルバスが出ていたので、そちらを利用
便利でいいね!
ベルーナがそびえたつ東口
上尾駅に着いて、今度は駅の東側へ
立派な歩行者デッキもあるし
上の写真の中央に見えるビルが、初回でもお話しした上尾に本社を構える通販大手のベルーナの本社ビルです
ジャパネットに負けずに、頑張れ!
願わくば長崎に対抗して大宮のスポンサーに…
旧中山道が通る町並み
上尾も大宮と同じく、旧中山道の宿場町だったのですよねぇ
ブラタモリ等でご覧になった方も多いかと思いますが、高崎線が開通した時、宿場町として発展していた浦和はじめ鴻巣や熊谷、そして上尾には駅が設けられたのですが、脇本陣が多く宿場町としての地位が低かった大宮には駅が設けられなかったのです
まさに黒歴史…
旧中山道の脇を入ると
この道を5分ほど歩いていくと…
こんなお店を発見
なになに?炭火本手焼石川せんべいとな?
例のごとく、ツイッターでお世話になっているお店であります
上尾じゃ老舗のおせんべい屋さん
ふるさと納税の返礼品にも
こちらのお店は創業68年
上尾生まれでずっとこの地に構えているお店であります
まさに、老舗ってやつですね
こんな風に、上尾市のふるさと納税の返礼品にもなっているんですよ!
詳しくはこちらをチェック!
こだわりの炭火本手焼き
表にも出ていたように、こちらのお店のこだわりは、炭火本手焼きであること
お店の方のご厚意で特別に見させていただきましたが、こちらの炉で炭を焼き、おせんべいを焼きます
本当にありがとうございます
今でこそ、ぱっとひっくり返せる網焼きのおせんべい、もしくは大量生産のおせんべいが主流となっていますが、こちらのお店は一枚一枚生地を手で並べ、手でひっくり返すという手焼きにこだわっています
大きさに多少差は出てしまうことはあるものの、その方が一枚一枚のおせんべいに表情が出てくるということで、この製法を貫いているということです
なるほどねぇ~!
おせんべいは少し柔らかい!?
そうしてできたおせんべいを実際に買って食べてみることにしました
こちらがおせんべい
けっこうデカい!直径10センチ以上はありますよ
この、心の字がいいね!
東京や草加の固焼きに比べると、うちのおせんべいは意外と柔らかいのよとお店の奥様
柔らかいせんべいねぇ・・・
ちなみに切り口は…
店主様にその辺りの事情を伺ったところ、もともとなかったのですが、お客様の便宜を図ってはさみで切って切り口を入れたところ、お客様から誰かが切ったのではとお言葉をもらい、従来通り切り口を入れないようにしているということです
難しいものですね…
最初の一口はなかなか硬い
ん?でも結構硬いぞ!
やはりせんべい
最初の一口はそれなりに硬く感じました
まあ、普段やわらかいものばかり食べてる身だからね…
それでも固焼きが好きな人からは、柔らかいという評価をもらうことが多いとのこと
次は草加で、固焼きにチャレンジか?
埼玉産のお米を使用
お店の商品で使っているお米の産地を聞いたところ、すべて埼玉産とのこと!
おお、まさかの地産地消だったのか!
基本的にはお米を粉にした生地を仕入れているのですが、
こんな風にお米の素材を活かして、あえてつぶつぶのお米を入れたおせんべいも作っています
これは丸じゃなくて四角なんですね!
他にものりせんべいも購入しました
のりについては、本わさびが含まれるものと含まれないものの2パターンあります
お好みに応じてどうぞ!
各方面からも高評価
こちらのお店は、その長い歴史もあって上尾を代表するおせんべい屋さんとしての地位を確固たるものとしていますが、ふるさと納税の返礼品にもなっているように、各方面からの評価も非常に高いです。
市の観光協会から、正式に推奨認定証を受けたり、
昨年はアンドガール誌で、イタリア人シェフが選ぶ逸品として取り上げられたとのこと
そんなところにまで目をつけられたか!
こりゃ世界デビューも夢じゃないな
上尾人が語る、上尾の魅力!
ここからは、直接お店には関係ないのですが、お店の方々からいろいろと興味深いお話を伺うことができたので、連載の締めくくりとしてご紹介できればと思います。
お店の皆様、本当にありがとうございました。
人がそこそこいるのがいいところ
ここまで、市内の各所をいろいろ巡ってまいりましたが、そんな上尾のいいところはどういうところかとお店の方々に伺ったところ、そこそこ人がいるところがいいとのことでした。
確かに東京都心から約50分、アクセス良好のこの地には20万人以上の人が暮らしています
大宮や浦和は家賃が高いけど、上尾ならということで上尾を選ぶ人も多いそうです
人と自然がうまく調和した町
人も多い上尾ですが、丸山公園のように、自然もとても多いです
そのような中でみなさん自然と気軽に触れ合っていますし、
平方のどろいんぎょのように、そんな豊富な自然を取り入れた伝統行事もあり、街の人々が総出で盛り上げています
どろいんぎょ以外にも、節分祭や夏祭りなど、神社や寺院だけでなく町の人々が主役になって盛り上げていくような機会が一年の中では多いとも、語っていらっしゃいました。
上尾の人は結局上尾に戻ってくる!?
お店のご主人様ももともと上尾で生まれて上尾で育った方ですが、一回だけ群馬の方に引っ越そうかと思ったことがあったそうです。
それでも、周りには田畑しかなく(群馬の皆様ごめんなさい)、寂しさを感じられたとのこと
もともと上尾で多くの地元の方々と触れ合ってきたご主人様にとってはなおさらだったとのこと
結局、それで上尾に戻り、先代からお店をついで今に至っています。
ご主人に限らず、面白いことに、特に女性で上尾に生まれた人は、結婚してほかの土地に移り住んだとしても、最後は上尾に戻ってくるという人が多いとのことです。
それだけ上尾が住みやすいということですし、そこに親族や古くからの知り合いなどのつながりも多くあります。しかも大宮や東京へのアクセスもいいと来た。それゆえ、上尾に戻ってくる人が多いとのことでした。
それが埼玉の魅力か・・・?
#おはようございます ☀️
先日開催され、レポートもあげた #逆襲の埼玉
今朝の #毎日新聞 #埼玉 面にその模様が記事となって出ています!
ぜひ読んでみてください😄ちなみに、昨日今日のネタを書く前に酔ってバッタリ寝てしまったので、今日は遅くなる、ひょっとしたらお休みかもです… pic.twitter.com/CRkMhI46Lw
— み〜て大宮ー大宮・埼玉の地域情報配信中! (@miteomiya) 2017年11月9日
先週、以前参加した逆襲の埼玉の模様が毎日新聞に載りましたが、
とかく観光地や名物がないと言われ、もっぱら住宅地のイメージで扱われる我が埼玉県
なんとも難しい立場にありますが、たとえ住宅地だとしても、そこには人の営みがあり、人の絆ができるわけです。
それは目には見えないものかもしれませんが、毎日の生活の中で知らず知らずのうちに恩恵を受けているものであり、かけがえのないものだと思います。
埼玉が住みやすいと言われる理由はアクセス面などいろいろありますが、やはりこの人の絆というものもその理由のひとつたり得るものではないでしょうか。
だからこそ、上尾の人は上尾に戻ってくるわけですし。
私自身、ウェブ系の仕事をしておりますが、とかく現代社会はSNSや通話アプリなどの発展で、実際に顔を合わせなくとも人間関係の構築や維持が簡単にできるようになっています。
それはそれでいいことだと思いますし、私自身もその恩恵にあやかっています。
ですが、やはり人間は生身の人間。
最後はお互い顔を合わせて生きていくことですし、そうして生まれる絆というものは、デジタル技術では到底作ることができませんん。
確かに上尾、埼玉県は住宅地なのかもしれませんが、そこではデジタルでは不可能な絆が多く生まれているということもまた事実ではあります。
これからVRなどの登場で家から出なくとも生活できそうな雰囲気が生まれつつありますが、この上尾巡りで、そのような時代における埼玉県の魅力というものを、再認識できたように感じました
なんかすいません、またまた自己満足ばっかり語っちゃってますね…
負けるな、上尾市!
そうしてお店に別れを告げ、上尾駅から高崎線に乗って大宮へ帰りました
いや~、いろいろ奥の深い町めぐりだった!
正直、上尾であれば大宮以外の埼玉なんて括りにせず、そのまま取り上げてもいいのかなとも思えてきました
近いのにまだまだ行けてないお店、たくさんあるしね!
一時期はどうなることかと思いましたが、街では普段通りの日常がながれていました
苦難は多いのかもしれないですが、この土地にはそれを克服できるだけの絆の強さがありますし、これからももっともっと発展していくと確信しております
最後に一言!
逆風なんかに負けるな、上尾市!
よし、来月はオフシーズンだから、例のごとく埼玉各所でポスター貼りかな?
いやいや、春日部へ例のアレも見に行かんとな
来月も乞うご期待!
おわり
お店紹介
◇石川煎餅店
- 住所:埼玉県上尾市愛宕1-15-1