賀正2023年 埼玉政財界人からの新年の言葉紹介

2023年の始動に伴い、埼玉県内の政財界人から多数の言葉が寄せられた。

各位からの言葉を紹介する。

大野元裕埼玉県知事より

「未来への確かな布石」

明けましておめでとうございます。
昨年はコロナが猛威を振るいました。
感染症対策に取り組まれた皆様に心から感謝申し上げます。

近年は、変化が激しく予測が難しい時代であり、仕事の「変革」が必要です。
人口減少下でも生産性向上により、持続的に発展する社会を構築したいと考えます。

そして、今年こそポストコロナ元年とし、未来を見据えた大きな変革の年にしたいと考えます。
まずは、コロナ対策とエネルギー価格・物価高騰への対応を進めます。
その上で、未来への確かな布石として、「人」「企業」「地域」三位一体で成長ができる施策を進めてまいります。
また、「日本一暮らしやすい埼玉」に向け、子供をはじめ高齢者、障害者、女性、LGBTQなど誰もが社会に参画する取組を加速させてまいります。

今年の干支「卯(うさぎ)」は「飛躍」、「向上」の象徴です。埼玉県の飛躍と向上の年となるよう、皆様とともに「ワンチーム埼玉」で県政に取り組んでまいります。

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清水勇人さいたま市長より

明けましておめでとうございます。皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

迎えた新年は、本市が政令指定都市に移行して20周年の節目の年です。本市の人口増加数は2年連続で全国第1位、0歳から14歳までの転入超過数に至っては7年連続で全国第1位であり、本市が子育て世帯から選ばれる都市として発展を続けていることが見てとれます。今日まで本市の発展を支えていただいた市民の皆様、ご関係各位に心から感謝を申し上げます。

皆様のお力添えで進んできた政令指定都市としての歩みをさらに発展させ、脱炭素先行地域、SDGs未来都市として、誰もが「住みやすい」「住み続けたい」と思える持続可能なまちづくりを推進してまいります。本年も皆様のお力添えをお願い申し上げます。

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奥ノ木信夫川口市長より

さらなる選ばれるまち川口へ

皆様には、令和5年の新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の急拡大に伴い、オミクロン株に対応したワクチン接種を迅速に行うとともに、長引く物価高騰に対しては本市独自の緊急経済対策を実施するなど様々な取り組みを進めて参りました。

本年は、引き続き新型コロナウイルス感染症の状況を見極め、適切に対応していくほか、中核市として成熟した社会を目指したまちづくりや働きやすいまちづくりなど、積極的な市政運営を行って参ります。

そして、本年は市制施行90周年の節目を迎えます。心新たに全力で市政に取り組み、いつまでも住み続けたい、さらなる選ばれるまちづくりを推進して参ります。

川合善明川越市長より

新年あけましておめでとうございます。

昨年は川越市市制施行100周年にあたり、多彩な記念事業が開催され、市民の皆様と共にお祝いすることができました。
皆様方のご協力に感謝申し上げます。

次の100年への第1歩となる今年は、引続き新型コロナウイルス感染症への適確な対応を図りつつ、次代を担う子どもたちのため、学校ICT環境の整備や「こども応援給付金」の給付、さらなる地域活性化に向けた駅周辺整備・基幹道路整備等を着実に進めてまいります。

多くの歴史や文化が息づく川越の特徴を生かしながら、更なるまちの発展と魅力向上を目指し、この先の100年も「だれもが住み続けたいまち」であり続けられるように、全力で市政に取り組んでまいります。

小林哲也熊谷市長より

明けましておめでとうございます。

昨年は本市を本拠地とする埼玉パナソニックワイルドナイツが、ジャパンラグビーリーグワンにおいて初代王者に輝きました。優勝パレードには一万人ものファンの皆様にお集まりいただき「ラグビータウン熊谷」の盛り上がりと次シーズンへの期待の高まりを実感しました。

今年は全国の桜の名所で開催される「全国さくらシンポジウム」が4月に本市で開催されます。地元の皆様とともに、美しい景色と豊かな風情を将来の子どもたちにつなげてまいりたいと思います。

「新熊谷プライドの創造」の理念のもと、元気なまち熊谷を創るための施策に取り組んでまいりますので、本年も皆様方の御支援、御協力をお願いいたします。

小谷野和博埼玉県中小企業団体中央会会長より

明けましておめでとうございます。

昨年は長引く新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、地域経済を支える中小企業・小規模事業者にとっては、非常に厳しい経営を強いられました。

加えて、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」や「カーボンニュートラル」、「働き方改革」など、中小企業者に対しても様々な対応が求められております。

このような厳しい経営環境を克服していくためには、個々の力だけではなく、様々な連携の強化が必要となります。1社では取り組むことが難しいことも、連携することにより、付加価値の増大及び生産性の向上、さらには新たなビジネスの創出の可能性も十分にあります。

単独では難しいことも、力を合わせれば大きなエネルギーになります。それぞれの連携を大事にしながら、コミュニケーションを密にして、私ども中央会と一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。

高澤彰埼玉県中小企業診断協会会長より

新年あけましておめでとうございます。
複数年にまたがる、新型コロナウイルスの猛威により、我々の事業形態、生活様式も大きく様変わりしてきました。そして、いまだに予断を許さない状況です。
とはいうものの、我々自体の活動も確実に動き始めてきています。中小企業診断士は、中小企業政策に沿った中小企業支援を通じて、地域経済活性化に貢献していくことを大きな使命としています。

そのような状況の中、本年、西暦2023年、令和5年、干支で言えば、「癸(き)卯(ぼう)(みずのと・う)」です。癸(き)の字は、「物事をはかる」を意味し、筋道を立ててはかる、処理をするにつながります。また、生命の終わりとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味しています。
卯(う)は、「ぼう」という音で、冒に同じ、陽気の衝動で、茂に通じます。また、うさぎのように跳ね上がるという意味があり、この年は何かを開始するのに縁起がよく、好転すると言われています。
これまで、筋道を立ててはかってきた、努力をしてきたことが実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になることでしょう。つまり、「癸卯」は、今までウィズコロナ、アフターコロナを見据えて、準備、努力してきたことが、実を結び、勢いよく成長し飛躍する「事業再構築」の年と捉えることができます。
埼玉県中小企業診断協会は総勢700名弱の会員が主に公的支援機関を通じて専門家として活動を展開しています。経営者の困りごとの解決支援、想いの実現化のお手伝いから、企業の戦略策定・運用支援をします。

それらを、公的支援機関や金融機関などの方々と連携を取りながら埼玉のより一層の活性化に貢献していきますので、どうぞ気軽にお声がけください。


お言葉をくださった皆様、本当にありがとうございました。

本年もどうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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