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まえがきー障がい者福祉の今、これから

福祉というと高齢者福祉やこども食堂のような児童福祉など様々な側面がありますが、その中の一つに障がい者福祉があります。

昨年はパラスポーツ選手の活躍や各省庁での障がい者雇用の水増し問題など障がい者に関する話題も多くありましたが、障がいを持つ人も持たない人も安心して暮らせる社会に向けて、今後も障がい者福祉の需要はますます高まることが予想されます。

そんな中3/24に浦和コミュニティセンター(コムナーレ浦和10F)で、さいたま市内初となる障がい者福祉のお仕事の魅力を伝えるイベント「ザ・しょうがい福祉 in Saitama City ~支える人たちの物語~」が開催されます。さいたま市内の障がい者福祉施設から構成されるさいたま市障がい者施設連絡会がさいたま市の支援のもと行うイベントです。

これに先駆けてさいたま市内における障がい者福祉の現状や、このイベントの経緯や概要、障がい者福祉の仕事の魅力や今後の展望などについて、同連絡会内の実行委員の皆様にお話を伺ってまいりました。

お話を伺った皆様

  • さいたま市障がい者施設連絡会会長(社会福祉法人さくら草理事長) 山本 宏氏
  • 社会福祉法人さくら草 野島 政紀氏
  • 相談支援事業所ハナミズキ 原 敏浩氏
  • 障がい者支援施設しびらき 相浦 卓也氏
  • 障がい者支援施設しびらき 千代田 浩之氏
  • 障がい者支援施設しびらき 髙坂 萌恵氏

 

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イベント開催に至った経緯

人材不足が共通課題

ー本日はこのような機会を設けていただき、誠にありがとうございます。早速ではございますが、イベントの大まかな経緯についてお話を伺ってもよろしいでしょうか。

山本 宏氏

山本(以下敬称略): 私たちは、「さいたま市障がい者施設連絡会」として活動をしています。

さいたま市内には障がい者の皆様のための施設が数多くあるのですが、それらがネットワークを組んで勉強会などを行なっています。

そこで話題になったのが人材不足の問題でした。

今、どこの業界も人材確保が厳しいと思いますが、さいたま市内の障がい者福祉施設でも数年前から人が十分に集まらないような状況が続いてきました。このままだとこれからのさいたま市の障がい者福祉はどうなってしまうのだろうという不安があります。市内に暮らす障がい者の皆様の生活をより良くしていくためにも、障がい者福祉の担い手不足は大きな問題です。

そこで、相浦さんを中心に実行委員会を立ち上げてもらい人材確保の取り組みを行うことになりました。若手からいいアイディアもたくさん出てきているので、非常にいい展開になっています。

若手中心で人材確保へ

相浦 卓也氏

相浦:私の施設でも以前から人材を安定的に確保することが難しいということは実感としてありました。

そんな時に山本会長から、さいたま市障がい者施設連絡会の若手が中心となって人材確保の取り組みを行うことができないかという声があり、そこからこの取り組みが始まりました。

人材確保の初めの一歩として、まず、障がい者福祉の仕事を知ってもらうことを目的に、今回のイベントプロジェクトがスタートしました。

法定基準では足りぬ職員数

ーありがとうございます。私も障がい者福祉に関していまいち知識がないのですが、各施設のスタッフの充足率というのはどの程度なんですか?

相浦:障がい者福祉施設は法律で必要な職員の数が決まっています。そこは各施設満たしていますが、利用者様により質の高い支援を提供することを考えると、やはり法律の数字だけだと足りないと感じるのが現場の実情です。その足りない部分を満たす充足率というところで考えると、充分ではない数字だと思います。

また、どの業種でも同じことですが、生活環境が変わった際にどうしても退職せざるを得なくなることがあると思います。そういった欠員が出た時にすぐ人材が確保できるかといったら、やはり非常に難しいです。

障がい者福祉という我々の仕事内容があまり知られていないということも、人材確保にスムーズに繋がらないひとつの原因であると思います。福祉というと高齢者の介護、子ども・保育などがパッと出てきて、障がい者福祉についてはあまりクローズアップされない傾向にありますよね。

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