開業1周年!さいたまの新名所造幣局さいたま支局 その2

お世話になっております。

本日も昨日に引き続き、開業1周年を迎えた造幣局さいたま支局の紹介になります。

盛りだくさんの博物館の展示内容をとことん紹介していきますよ~!

 

 

勲章も造幣局が作っている!

昨日もお話ししたように、造幣局が作っているのは貨幣、だけじゃな~い!

政府が発行する金属にかかわるものはほぼ全て造幣局で作られていると過言ではありません。

 

その一つが勲章です。

最近じゃそれこそ軍隊の勲章をもらっている人なんていませんが、紫綬褒章など、日本では様々な勲章が贈られています。

そうした勲章も造幣局で作られているというわけです。

 

 

手作りの要素が多い勲章

 

貨幣などとは異なり、こちらは手作りが占める割合もまだまだ高いようです。

やっぱり、世界に一つだけだもんね!

 

館内には菊花賞や紫綬褒章など日本で授与されている主な勲章の展示もありましたが、残念ながら、それらは撮影禁止とのこと

実際にもらって確かめてね~ということなのか・・・

 

 

そんな中でこれは撮影できました

国民栄誉賞になります!

これも造幣局が絡んでいたのか~

 

いつかはもらってみたいものですね😓

 

 

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勲章を鮮やかに彩る七宝

勲章は概して金属製ですが、ただの無機質な金属ではありません。

そこに七宝塗りがされて鮮やかに彩られるというわけです。

 

館内には、そうした七宝の紹介もありました。

すごい、無機質な金属が色とりどりになっている!

これも職人のなせる業、ですね!

 

歴史の節目を刻む記念硬貨

造幣局で主に作られているのは一般硬貨ですが、一般にとどまらず周年やイベントの開催を記念する記念硬貨も多く作られています。

 

たとえばこちら

ジュワワワワワ!!!

昨年50周年を迎えたウルトラシリーズの50周年記念硬貨です

 

その時の一般硬貨に汚れが付きにくく半永久的に輝きを放たせるプルーフ加工を施したプルーフ効果と共に、記念硬貨がセットになっています。

 

ベムラーにバルタンにウー、懐かしいなぁ

最新作のウルトラマンジードもYouTubeで毎週楽しみに見ております

 

 

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時代を映す記念硬貨

我が国で最初に作られた記念硬貨、それは1964年の東京オリンピック開催記念の記念硬貨なんだそうです。

 

こちらがその硬貨になります

確かこの1000円硬貨って、実家にあったよなぁ

 

その後大阪万博や札幌オリンピック、つくば科学博や平成改元、日韓ワールドカップなど、時代の節目節目ごとに記念硬貨が発行されていきました。

 

近年では、こんなのが出たのも記憶に新しいですね

2008年から地方自治法施行60周年を記念して、各都道府県の名物をあしらった記念硬貨が発行されました

 

我が埼玉はというと、

川越の街並みに渋沢栄一公、そして埼玉スタジアム2○○2が描かれております

 

 

最新の記念硬貨もやっぱりあの記念硬貨

 

そして昨年発行された最新の記念硬貨がこちら

 

そう、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催記念硬貨になります!

 

まさか、初代記念硬貨と最新の記念硬貨がともに東京オリンピックを記念したものになるとは

それが一堂に会し、なかなか胸熱な展開です!

 

 

 

最近増殖傾向にあるキャラクター硬貨セット

ウルトラマンに限らず、最近ではキャラクター硬貨セットが多く作られるようになっています。

 

 

たとえばこちら、ドラえもんの硬貨セットです。

セットからドラえもんの声が出たようです

このデザインと頃合いからして、のぶ代時代の末期かな・・・

 

女性に大人気のハローキティも!

横を向くお得意のポーズをしています

すげぇな、キティさんは・・・

相変わらず仕事えらばねぇよ・・・

 

よりお客に楽しんでいただけるよう、こうしたキャラクター硬貨セットを多く作っているようですね

それも一つの戦略ですな!

 

 

もちろん、従来の毎年出てくる硬貨セットもありますよ!

綺麗だよナァ、プルーフ硬貨

 

 

造幣技術を生かした事業展開も

あなたの指輪の裏のあのマークも

このほかにも造幣局では、その技術を生かして様々な事業を行っています。

 

その一つが品位証明

金属製品が決められた基準を満たしているかを審査・証明する事業です。

 

審査に合格すると、このようなホールマークが刻まれます

 

大きな指輪の模型もありましたが、あなたが付けているその指輪の裏にもこんなマークがあるかもしれません。

それは、造幣局の審査に合格した証というわけです!

 

ああ、こんな指輪を交わすことができるお相手がほしいよぉ・・・・・😭

 

 

オリンピックのメダルも!!

そして、特筆すべき事業がこちら

 

なんと日本で開催されてきたオリンピックのメダルも、造幣局で作られていたのです!

 

こちらが1964年の東京大会のものになります

意外と小ぶりなんだね

 

 

また、1972年の札幌オリンピックや1998年の長野オリンピックのメダルも展示されています

3年後の大会、もしかしたら再来年のラグビーワールドカップのメダルも、造幣局で作られることでしょうね!

 

 

教科書で見たあの貨幣も!お金の歴史コーナー

 

最後のお金の歴史コーナーでは、日本で発行されてきた様々な硬貨が展示されています。

 

こちら、教科書で見たことある人もいるんじゃないんでしょうか?

そう、700年代に発行された、日本最古の貨幣である和同開珎です!

現物見られるなんて、感激~!

 

他にはこちら

ご年配の方ならピンとくることでしょう

そう、銭形平次が投げていた、江戸時代のお金寛永通宝です!

よい子は投げちゃだめだよ!

ちなみにこの寛永通宝、日本では1950年代まで使えたみたいですね

 

ちょっと見づらいんですが、小判の展示もあります

越後屋、おぬしもワルよのぉ😁

 

 

記念硬貨も買えるミュージアムショップ

以上が大まかな展示内容の紹介でしたが、1階には豊富な品ぞろえのミュージアムショップもあります!

 

 

ショップではプルーフ硬貨セットをはじめ、地方自治法60周年記念硬貨などを実際に購入することができます

 

また、誕生日記念の硬貨セットも購入できます

贈り物に、いかがでしょうか

 

 

その他、手ぬぐいだったり

まんじゅうだったりと、定番のお土産も取り揃えています

 

 

10/14・15は1周年記念のサンクスフェア

そんな造幣局ですが、再来週の14・15日は1周年記念のサンクスフェアが開催されます!

平日でしか見学できない工場見学をはじめ、缶バッジや七宝製作の体験会も行われるということです

 

また、1周年記念の硬貨セットも販売開始になるようです

さすが造幣局、どんぴしゃな商売しているな・・・

 

 

工場見学はできませんでしたが、博物館の来場者にはこんなプレゼントも!

硬貨のあれこれが書かれたクリアファイルです

これだけでもお土産になりそうですね

 

 

そんなわけで、晴れて1周年を迎えた新名所造幣局さいたま支局

ここでは書ききれなかった魅力で満載の施設です

入館無料ですので、ぜひコクーンでの買い物がてら、寄ってみてはいかがでしょうか

 

 

以上、現場からでした!!💨

 

 

 

施設紹介

◇造幣局さいたま支局・造幣さいたま博物館

住所:埼玉県さいたま市大宮区北袋町1-190-22

電話番号:048-645-5899

定休日:原則通年営業 ※年末年始や展示物の入れ替えに伴って臨時休館あり

営業時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)

入館料:無料

備考:平日に限り、工場見学のガイドツアーも実施中(無料・定員100人)

10:00~11:30,14:00~15:30の1日2回実施

電話(048-645-5899)での予約制 ※来館予定日の2か月前から10日前まで

 

 

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