淡路島バーガー大宮東大成店(北区東大成町)は、開店1周年を記念した完全予約制の食べ放題企画を11/12(土)・13(日)に実施する。
物価高で苦境に喘ぐ飲食店も多い中で、顧客への感謝を込めて企画・実施する。
スタッフが自由に発想
昨年11/15に開店した同店は、兵庫・淡路島のご当地グルメである淡路島バーガーをはじめ同島の食材を用いたハンバーガーなど飲食品を提供。
飲食店未経験ではあったが、「実際にフランチャイズとして出店している店舗で食したハンバーガーの美味しさに感激して開店に至った」と田中政己オーナー。淡路島バーガーを扱う店舗としては埼玉県内初出店となる。
店舗とUberEatsなどのデリバリーの二本柱で営業しており、平日は後者の需要も多いという。約1年が経過し、店舗・デリバリー問わずリピート顧客も多くついてきていている。
同店には3名の女性スタッフが勤務。常連客のデリバリー品にメッセージカードをつけるなど、各自が自由な発想で顧客との距離を縮めている。
「赤字覚悟もお客のために」
女性スタッフが発案した同企画は、先着の完全予約制で11/12(土)・13(日)16:00〜21:00に開催。各テーブル1時間制限でハンバーガーはじめサイドメニューもソフトドリンクが食べ飲み放題となる。
料金は▽男性3,500円▽女性2,500円▽小学生1,000円▽未就学児500円。
常連客をはじめ、小学生の団体からも予約があったという。予約は10/31まで受け付けるが、延長の可能性あり。
食材だけでなくおしぼりなど消耗品も価格が高騰中だが、「赤字も覚悟だが別にいい」と田中オーナー。「儲からなくてもお客さんに来て欲しい」と収益以上に顧客への日頃の感謝を示す。
食材・下準備にこだわり
同店のハンバーガーに使用するレタスや玉ねぎなどの食材は、同島で採れた上質のものを使用。注文を受けて焼くだけでなく食材の下準備にもこだわり、特に玉ねぎはトロトロにするほど焼いて水の配分に注意して甘い下味に仕上げている。
定番の淡路島バーガーだけでなく、大宮バーガーなどオリジナルメニューもスタッフで考案。この秋に新作として提供した淡路島月見バーガーや焦がしニンニクオニオンは顧客からも好評という。
ハンバーガーは夜間に売れ行きが鈍る。そのため、デリバリーメニューにとんかつなど定食も用意しているのも特徴。
「お店で臨場感味わって」
少しづつ地域に馴染んでいる同店として、今後は地域のイベントへの出店も検討している。
来店客よりもデリバリー客が多い現状だが、商品は全て注文受けてから作るため、出来立ての香ばしさや香りや肉汁の滴る感じを店舗では五感で楽しめる。
「臨場感を味わうため、ぜひお店に来てください」と田中オーナー。
店舗紹介
- 住所:〒331-0814 埼玉県さいたま市北区東大成町2丁目60-12
- 営業時間:11:00~20:00(ラストオーダー19:45)
- 定休日:火曜日
- 電話番号:048-666-1656