自然が生んだ巨大な河原
お台場譲りの立派な石垣
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園を後にして、街の中心部へと戻っていった管理人。
ここからは中心部周辺の見どころをメインに回っていこうと思います。
そして、飯能駅から歩いて15分ほどの場所にある中央地区行政センター兼中央公民館までやってきました。どうやらこの近くの坂道を降りるとすごいスポットがあるらしい。
というわけで建物裏手の坂道を下ります。
ちょっと急な坂道ですけど、目につくのがお城のような立派な石垣。ここはお城でもあったのだろうか?
この坂は三吉坂と呼ばれる坂。幕末にお台場で活躍したとされる石垣作りの名人、三吉こと嶋田利左衛門がこの石垣の一部を手がけたことからその名がついたといいます。
ちなみに三吉はここ以外にも飯能各地で石垣を残しているのだそうですよ。
春夏秋冬楽しめる河原
そして、この坂を降りた先にあるのがこの雄大な飯能河原です。
この地域を流れる入間川が作りだした広大な河原。川自体は静かに流れているのですが、サッカーコート1面分はあろうという広大な河原になっています。
魚の姿はあまり見えませんでしたが、流れる水も綺麗で川底まではっきり見通すことができます。
そして沿岸にはたくさんの木が生えています。春は桜、夏は水遊び、秋は紅葉、そして冬は後述するように奥にある人道橋・割岩橋のライトアップと、四季を通じてその移ろいを楽しむことができるスポットなのです。
バーベキューやピクニックも
街の中心部から程近いにも関わらず雄大な自然を感じることのできるこのスポットは、バーベキューやピクニックにも最適なスポットになっています。
ちょうど訪れた時間帯はお昼時でしたが、川の中州でレジャーシートを広げてピクニックに興じるご家族の姿も見られました。
またこの日は営業していなかったのですが、バーベキュー用品のレンタルを行うお店も近くにはあります。これからの時期は桜を見ながらバーベキューなんてのも楽しそうですね!
ちなみに河原に車は乗り入れることはできませんが、行政センター寄りの川岸には駐車場がありトイレも併設されています。