※さいたま市のキャラクター・つなが竜ヌゥです
こんばんは。
日々是埼玉にしてもよかったのですが、あえてオリジナル投稿のカテゴリで。
今回は我がさいたま市に関するおめでたい話題を!
人口がついに130万人突破!
今年で政令市移行15周年
以前もお伝えしたように、今年2018年はさいたま市誕生から17周年にして、政令指定都市への移行から15周年の年。
来月10月に政令指定都市移行15周年記念花火大会が開催されるなどこれを記念する行事も開催されます。
中央区や見沼区の呼称に賛否両論ありましたが、今ではすっかり馴染んできましたね。それだけ15年の重みを感じます。
参考記事:【愛と哀しみの埼玉の歴史】移行15周年・政令指定都市さいたまはこうして生まれた
移行15周年にして新記録達成
そんなおめでたい年ですが、先日9/18にさいたま市からこのような発表がありました。
さいたま市の総人口が、平成30年9月18日現在で130万人を突破しましたので、お知らせします。
(「さいたま市の人口が130万人を突破しました」 2018/9/18 さいたま市)
なんとこの記念すべき年に、我がさいたま市の人口が130万人を突破したということです!
新記録を受けての市長のお言葉
今回の人口130万人突破を受けて、清水勇人さいたま市長は次のようにお言葉を残されています。
さいたま市の人口が130万人を突破しました。
さいたま市は平成13年5月1日に、3市合併をし、約103万5千人の人口を擁する大都市として誕生しました。その後、政令指定都市への移行、旧岩槻市との合併を経て、本年9月18日現在の総人口が130万人を突破しました。
このことは、市民の皆様や事業者、企業の方々が、それぞれのお立場で地域づくりにかかわり、魅力あるさいたま市として、市内外から受け止められているという結果であると思います。
政令指定都市に移行してから、15周年の節目の年に、記念すべき日を迎えることができ、市民の皆様と、喜びをともにしたいと思います。
今後も、「市民一人ひとりがしあわせを実感できる“絆”で結ばれたさいたま市」、「誰もが住んでいることを誇りに思えるさいたま市」の実現を目指し、まちづくりを進めてまいります。
なお、130万人突破を記念いたしまして、“みんながのびのびと暮らせるまちとして、多くの方々に選ばれ、人口が着実に伸び続けてきた”ことを表現した『キャッチフレーズ』と“さいたま市PRキャラクターのヌゥが、人口130万人の壁を突き破って出てくる”というイメージの『ロゴ』を作成しました。各種イベント等を活用して、人口130万人突破をPRしていきます。
(上記さいたま市発表から)
やはり、この記念すべき年に130万人突破を迎えたことに関して、喜びの意思を示されていますね。
これも市民の皆様を始め、企業や事業者の皆様が積極的に地域づくりに関わり、魅力あるさいたま市を形成してきた賜物でしょう。
17年間連続増加中
ここで、市誕生以来の人口数の推移を見ていきましょう。
2001年の誕生時は103万人の人口から始まったさいたま市。
政令市に移行した15年前の2003年の時点で105万人、岩槻市と合併した2005年には一気に118万人にまで人口は膨れ上がりました。
当然市町村合併をしたら人口は増えるわけですが、流石に2005年ほどの上げ幅ではないものの、それ以降も順調に人口が増加しています。
つまり、誕生以来17年間連続で人口が増加しているのです。
続く転入超過
なぜさいたま市は17年連続人口が増加しているのか?
(上記さいたま市発表から)
理由は単純、転入が転出を上回っているためです!
高齢化社会の到来に伴って出生数から死亡数を差し引いた自然増限数は年々縮小傾向にあります。
しかし、他の地域からさいたま市に移り住む転入数は転出数を大幅に上回っており、ここ5年ほどは5万人以上も転入超過になっています。
2・30代に大好評
(上記さいたま市発表から)
特にこの5年ほどは、2・30代の転入が相次いでいるとのこと。
ちょうど就職したり家庭を設ける年代ですので、東京に程近くて生活コストも安く済み、生活環境が整ったさいたま市が選ばれているということでしょう。
これこそが、さいたま市が人口増加を続ける理由なのです!
南北で明暗別れる人口増加率
そして、人口が120万人を突破した2007年時点と比較した、各区の人口増加率は以下の通り。
(上記さいたま市発表から)
いずれの区でも人口は増加していますが、南北ではっきり差が出ていますね。
東京に近い緑区を筆頭に浦和区や南区では10%以上も人口が増加しています。
反面、岩槻区は0.6%増に留まり、見沼区では5.1%増など、市の北側ではそこまで伸びていません。
埼玉高速鉄道線の延伸など、岩槻区はまだまだ伸びしろがある地域。時間はかかるかもしれませんが、なんとか頑張ってほしいですね。
上昇続く埼玉県の地価
住宅・商業地とも上昇
また、これに関連したネタを。
同日には、7/1時点の埼玉県での地価が公表されました。
以下、日経新聞の記事から。
埼玉県が18日発表した2018年7月1日時点の基準地価は商業地の上昇率が前年比0.8ポイント増の1.3%となった。5年連続プラスで、浦和駅周辺の再開発や大宮駅周辺のオフィス需要で上昇幅が広がった。住宅地も0.5%上昇と2年連続のプラスで、東京都心から離れた地点が高い伸び率を示した。県内の地価は勢いを増しつつある。
(「埼玉県の基準地価、商業地5年連続プラス 」 2018/9/18 日本経済新聞)
商業地は5年連続プラス、住宅地は2年連続プラスとなりました。
商業地1位はさいたま市
そして気になる用途別の地価の最高額。
商業地は以下のような結果となりました。
商業地で上昇率が大きかったのは、浦和駅西口に近いさいたま市浦和区仲町1丁目で9%伸びた。駅周辺の再開発で人口が増え、商業施設も開業が相次ぐ。価格が最も高かった地点は大宮駅西口のさいたま市大宮区桜木町2丁目で、7.8%上昇の1平方メートル当たり221万円だった。
不動産サービス大手のCBRE(東京・千代田)によると、18年4~6月期のさいたま市のオフィス空室率は0.3%と空前の低い水準だ。特に、東日本の新幹線の結節点でもある大宮駅周辺のビルでは満室状態が続くなどオフィスの需給が逼迫しており、地価を押し上げている。
(上記記事より)
やはり商業地のNo.1は我が街大宮。大宮アルシェやマルイなどが立地する大宮区桜木町2丁目付近で、1㎡あたり221万円とのこと。
特に交通の結節点である大宮駅周辺のオフィス需要が止まる所を知らないようですね。
その他、開発が進む浦和区仲町1丁目が前年比9%近い伸び率を見せるなど、商業地についてはさいたま市が優勢です。
郊外でも伸びる住宅地
合わせて住宅地も見ていきましょう。
住宅地で最も上昇率が高かったのは、東松山市箭弓町1丁目だった。東武東上線東松山駅東口から徒歩6分の人気の住宅地で、前年から7%伸びた。同市は都心から30キロメートル圏外の立地だが、人口が増えている。県内の上昇率2位も同市内の地点だった。
上昇率トップ10の地点をみると、東松山市のほかに越谷市や和光市、ふじみ野市など東武線の沿線が目立った。調査を担当した不動産鑑定士の島田喜久男氏は「都内の地価上昇の影響はこれまでさいたま市や川口市に限られていたが、都心にアクセスしやすい東武線の沿線地域まで波及している」と指摘する。
(同記事から)
住宅地のトップは川口市本町4丁目(1㎡あたり45.1万円、前年比4.9%増)でしたが、上昇率で見ると東松山市箭弓町1丁目が7%でトップということです。
これまで住宅地は都心に近いさいたま市や川口市が優勢でしたが、東松山市や越谷市にふじみ野市など、都心に直結する東武線沿線の郊外部でも地価上昇が目立った結果となりました。
県北や秩父地域では下落した市町村が多数ではあるものの、その幅は縮小傾向にあるということで、埼玉県の郊外でもまだまだ伸びしろはあるのかもしれませんね。
以上、一気に詰め込みすぎましたが、人口が130万人を突破したさいたま市と埼玉県地価調査の結果をお伝えしました!