さいたま市民の日となった昨日5/1(月)から2日間にわたって、議員選挙後初となるさいたま市議会令和5年5月臨時会が開かれている。
第20代となる正・副議長および議会会派が決定した。
新議長に江原大輔氏
各議員による議長選挙により、通算で第20代となる新議長には江原大輔氏(さいたま自民党、51)が就任した。
岩槻区選出の同氏は当選4回で、予算委員会委員長はじめ地下鉄7号線延伸事業特別委員会委員長や議会運営委員会委員長などを歴任。岩槻駅橋上化や岩槻人形博物館建設など地元である岩槻地域の開発に尽力し、先日の市議選においてもそうした実績を訴えた。
同じく副議長選挙により、第20代の副議長に神坂逹成氏(公明党、56)が就任。
緑区選出の同氏は当選4回で、県浦和競馬組合議会議員や監査委員などを歴任。市内全小学校への自転車運転免許制度創設や救急車へのタブレット配備など生活・教育面での質向上へ向けて尽力してきた。
自民分裂続くー会派も決定
あわせて、議会内の会派も下記の通り決定。
▽立憲民主・無所属の会さいたま市議団:13
▽公明党さいたま市議会議員団:11
▽さいたま市議会自由民主党議員団:10
▽自由民主党さいたま市議会議員団:9
▽日本共産党さいたま市議会議員団:6
▽日本維新の会さいたま市議団:4
立憲民主・無所属の会さいたま市議団(立憲)が13人と最大会派。
自民党系は旧大宮地域出身者が多いさいたま市議会自由民主党議員団(さいたま自民党)と旧浦和地域出身者の多い自由民主党さいたま市議会議員団(自民党)に分かれたままで、依然として分裂が続く。
初議席となる日本維新の会さいたま市議団(維新)は4人となった。
無所属議員は7人。