年間40万人超が利用する占いの館千里眼が、埼玉県内1号店となる大宮一の宮通り店を
5/25にオープンさせた。
相談者の気持ちの鑑定という役割はもちろん、幸せを再確認できる場として各人の相談を歓迎している。
占いのマークが目印
全国で59店舗目となる同店。美容室や衣料品店が建ち並ぶ一の宮通りの路面店で、占いのマークが目印だ。
黒を基調として落ち着いたヒーリングミュージックが流れる店内は、個室鑑定の8ブースを備える。
各ブースには所属する占い師が待機するが、店内タブレットで現在の鑑定状況が分かりタブレットから次の順番をとれる業界初の仕組みを導入している。
店舗での対面占いは20分2,200円~、店舗に直接来れない者に向けては電話占いも提供する。
店舗全体で約800名の占い師が在籍しているが、同店ホームページから各占い師の情報や出演情報はもちろん、24時間予約が取れる仕組みとなっている。
主な客層・相談内容
オープンから10日ほどが経過したが、「客層としてはやはり女性が多い」と同店の大西店長。
地域的にはさいたま市近郊に住んでいたり大宮東口周辺で働いているなど地元客が多い。中には開店情報の張り紙を見て、3月から待っていたという客もいるそうだ。
相談内容としては、恋人や主人や元彼がどう思っているかという内容が多いという同店。それでも明確な目的意識を持って、目的の占い師に具体的な相談する者がとても多い。
占い師と話すうちに、相談者が号泣してしまうこともままある。
辛さや寂しさや劣等感を長くしまいこんできた中で生まれて初めてそれを人に話せたり、不倫のように社会的に悪と判定される話をしてみても味方になってもらえたり、真摯に私の気持ちを聞いてもらえたということが号泣へとつながる。
水に流すという言葉があるが、感情を手放すときや何かを許す時に、大量の水が必要になる。
それゆえ泣くということは押し込めていた感情が動いた証拠で、それ自体はプラスであると同店。
店舗作りのこだわり
空間・イメージプロデューサーを迎えて千里眼史上かつてない内装費をかけて、ホテルのバーラウンジのような上質な空間にしたという同店。
無料のオーガニックドリンクをはじめ、安心できる間接照明た音姫にカバンラック・コートフックを備えた化粧室と空間作りに余念はない。
内装費を削減したと思われる空間では、楽しい話もつらい話も、人生で人に言ったことがないような本音を、お客さまが言えるのだろうかと思ったからこそ空間作りには力を入れた。どの方向からも居心地いいと思えた時こそ、初めて人の奥底にある本音・感情が動くこともあるだけになおさら大切だ。
「ここではあなたの気持ちだけを話しましょう」「あなたの幸せの戦略会議をしましょう」「主語を私がで、話してくださいね。」ー大きな女優鏡を配したパウダールームには、そのような想いが込められている。