交通安全へ結束深める さいたま市交通安全春のつどい開催

5/11〜5/20の期間に行われる春の全国交通安全運動へ向けて警察や交通安全関係団体らが一堂に会し同運動に向け士気高揚を図るさいたま市交通安全春のつどいが、5/9(火)に大宮ソニックシティ小ホール(同市大宮区桜木町)で開催された。同市や同市交通安全対策協議会および大宮警察署との共催。

同市・県警関係者だけでなく、同市内各地の交通安全協会や道路使用適正化協会など、交通安全に向けて活動する団体らが参加。交通安全へかける思いを共有した。

自転車ヘルメット着用も重点項目

昨年同市内では2970件の交通事故が発生し、12名が命を落とした。自転車の事故も少なくなく、ヘルメットをしなかったことで頭部に致命傷を負ったというケースもあったという。今年は同日までに755件の事故が発生、1名が死亡している。

同運動では全国重点として、▽こどもを始めとする歩行者の安全の確保▽横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上▽自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底を呼びかけ。県としても▽自転車乗用時のヘルメット着用促進▽横断歩道における歩行者優先の徹底と、4月から推奨されている自転車のヘルメット着用についても重点項目に挙がっている。

第1部の式典で登壇した清水勇人市長も「児童・生徒の交通安全確保を市としても推進し、全ての市民に周知したい」と訴えた。

大宮警察署の一日署長として第15代さいたま小町も登壇し、交通安全宣言を実施。加害者や被害者の人生をも狂わせる交通事故は心がけ次第で防ぐことができるとした上で、「市民に交通安全への思いを伝え、事故の無いまちを」と交通事故の撲滅を誓った。

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生演奏に手拍子

第2部では交通安全ステージとして県警音楽隊が演奏を実施。会場に合わせて少数メンバーでの登板となったが、白い制服を着ての演奏はこの春だと初めてという。

「君は天然色」や「明日があるさ」「東京ブギウギ」といった馴染みのあるポップスを金管バンドで奏で、会場からも手拍子があがった。

同隊は県内各地の祭事や県警主催の行事などでも活動。会場となったソニックシティでもポリスコンサートを実施したことがある。

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街頭でも交通安全呼びかけ

第3部では街頭での交通安全キャンペーンを実施。参加した団体などが啓発ビラなどノベルティを大宮駅西口周辺で配布した。

駅周辺を行き交う多くの人々もノベルティを受け取り、配布する関係者と交流する姿もあった。県警マスコットのポッポくん・ポポ美ちゃんやつなが竜ヌゥも参加し、写真を撮る者もいた。

 

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